旧柳下邸での「Snow Yokohama Christmas」作品公開が終了しました。冷え込み厳しい中、厚着をして、午前中から撤収に向かいました。道中の街のあちらこちらでは、私と同じようにクリスマスの片付けに精を出す人の姿を見かけました。欧米でのクリスマスの飾り付けは、ニューイヤーを過ぎて1月中~下旬頃まで楽しめますが、日本では26日の日の出(?)と共にイソイソとお片付けです。
正午には撤収仕事は終了! |
そして、明日からは、日本の街中がお正月の風景に一変するのです。クリスマスツリーやイルミネーション照明は取り外され、門松やしめ縄が建物エントランスにお目見えします。スーパーの食品売り場は、あれほどチキンで埋め尽くされていたのに、すぐさま正月食品の特設コーナーが設置されて、この時期ならではのメニューが登場します。そしてジングルベルの音楽は跡形もなく消え、代わって琴の音色の邦楽メロディーがあちこちに流れ始めます。クリスマスを楽しむ習慣はすっかり日本でも定着しましたけれど、でもやっぱり、大晦日にゆく年を見送り元旦に来る年を迎えるこの2日間は、日本人にとって1年で最大のイベントですよね。「はじめ良ければすべて良し」とか「有終の美」という言葉に見られるように、日本人の美学として物事の最初と最後の有り方は非常に重要なことなのでしょう。大切にしていきたい感性です。。。。
旧柳下邸にも 昭和初期の羽子板の展示が始まっていました。 |
by マン・マル
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