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2013年12月13日金曜日

卒業制作2013 専攻プレゼンテーション

この日 13日の金曜日。。。

デザインカレッジ インテリアデザイン専攻の
卒業制作プレゼンテーション&考査

前回の中間考査から3週間。
今度は、専攻内の担当講師に限定して
みっちり空間デザイン専門項目でのチェックです。



この3週間で、ググッと前進したメンバーもいれば
ちょっと足踏み(?)な人もいて。。。。
「大いに 自分ワールドを前面に押し出して!」
そんなエールを送ってきました。

今年は、住宅や商業空間といった建築デザインにとどまらず
家具デザインや ランドスケープデザインといった
とってもバラエティ豊かなテーマとなっていて
最後のプレゼンテーションが楽しみです。

by マン・マル

2013年11月23日土曜日

HAアワード2013 中間考査!

東京デザイナーズウィークも終わり、
ここから、各学年、本来の学業の仕上げが盛り上がっていきます。

卒業学年は。。。。
ヒューマン・アカデミー・アワードがいよいよ本格化!

この日は <中間プレゼンテーション=中間考査> が行われました。


昨年度を最後に 卒業制作指導を引退した私。
これまでは 最前列に陣とって、プレゼンテーターに目配せ&フォロー掛け声に忙しかったのですが、今年は後方席で心穏やかに審査員を努めさせていただきました。

それでもやはり、元まる・ゼミ生のインテリアデザイン専攻学生の発表の段になると、私は、田舎から上京してきた母親の心情に。我が子の成長にうっとりしたり、或いは半端なく緊張している様子にハラハラしたり~でありました。

開始時は 秋の柔らかな日差しが差し込んでいた教室

全プレゼンテーター発表の後は、審査員からの総評。
全講師より辛口アドバイスや厚情激励が寄せられました。

そして その後。。。。懇親会。
恒例、デザインカレッジの「教室ビフォーアフター!」
下級生達のコーディネートで プレゼンテーション会場がパーティー会場に
たった30分で大変身します。
会は、下級生の司会のもとに、大盛り上がり。
特に 講師陣からのチャリティーで豪華賞品をかけてのビンゴ大会は盛況でした。
それにしても、K講師の提供景品は凄すぎ。。。

懇親会ゲーム時は 講師も学生も同じ身分!
景品をめぐってし烈な(?)戦いが~。

こうして、今年度も、まずは「ヒトヤマ」をクリア!
インテリアデザイン専攻は3週間後の、
専攻内テクニカルプレゼンに向けて、さらなる掘下げです!!

クリスマス気分はその後で!

by マン・マル



2013年11月4日月曜日

そしてまた 今年もTDW

恒例 秋の当デザインカレッジチャレンジ!
そしてまた 今年も東京デザイナーズウイーク!
遅ればせながら見学のご報告~。

昨年度と同様に、当カレッジは、屋外と屋内と2か所のブースを展開!
まるゼミ通年組のラスト生が リーダーシップを取っての出展!ということで
私も特別な想いでお邪魔してきました。

まずは屋内ブース~。
学生展棟のエントランスすぐの好位置に構えられていました。

こちらのサイトで さまざまなMYCONが見られます

http://drop-mycon.info/index.html

こちらは グラフィックデザイン専攻の学生が オリジナルで開発したアプリ「MYCON」を使って 自分のアルファベットイニシャルをデザインできるブースです。
早速に 私も トライ! してつくったのが「マン・マル」の 【M】 アイコン!
何種類も用意された フォント及び 目+鼻+口&アクセサリー を自由に組み合わせて 世界で一つだけのロゴを制作できました。
ブース本体デザインは、インテリアデザイン専攻担当。「シックなカウンター屋台」がコンセプトだそうです。確かに、このまま渋谷のワンコインバーなんかに持って行けそうですね。設計デザインおよび制作施工の裏話しエピソードを語ってくれたプロジェクトメンバー生、Vサインと共に、写真におさまっていただきました。


続いて こちらは外ブース。作品名は「風緑kazamidori」(風見鶏にあらず)。
真っ白な大きな立体物に700個の特製かざぐるま群です。

制作過程のブログはこちら
http://ameblo.jp/tdw2013-9be/page-2.html
メンバーの苦労が伝わってきました~
遠くから見ると お豆腐に緑の★がたくさん 引っ付いているふうに見えます。で、近寄ってみると、青と黄色のストライプ柄の風車が白い立体ベースに付きささってました。お祭りの屋台で、こういうのあったなあ。でもよーく見てみると、その風車の柄棒は少しずつ長さが違っています。つまり、群となって面となった風車のタペストリーは微妙に3次元にひねられて曲面となっているんです。うーん。。。伝わるかなあ。。。私のこの文章力で。。。
こちらも、本体プロジェクトリーダーのR君が、制作秘話を語ってくれました。とっても愛おしそうに出来上がった作品をいつまでも見つめる彼の風情が 私には愛おしかったです(笑)。


それぞれのチームで頑張った学生の皆さん、
今年も素敵な作品を世に送り出せて良かったですね。
お疲れ様でした!
さあ!ここから
卒業年度生は 卒業制作に向かってまっしぐら!

3週間後の中間プレゼンテーション会 お邪魔させていただきます!


by  マン・マル


2013年10月12日土曜日

五十嵐敦史な会見 ご報告

2013年 10月 12日(土) 

天候は快晴

花咲スタジオにて

お知らせしておりました
五十嵐敦史の会見が行われました。

冒頭に 深々と 頭を下げる 五十嵐氏

この日は、昨年まで まるゼミ学生さんだった
現役学生さんのご協力をいただき
開始2時間前より、スタジオを会見仕様に設営!
会見後のパーティーのための飲食仕込みも
手伝っていただきました。
ありがとーございましたっ!

定刻を過ぎて 
この日の会見に出席連絡いただいた方々が
おおかた到着した頃に
五十嵐淳史氏が 満を持して登場!
静かに会見は始まりました。

立ち会った皆さんからは
次々に 温かい声援&合いの手&野次つっこみ。
講師陣からの発言時には
「うわっ。この感じ、懐かし~。どこかであった~。」
とのコメントが五十嵐氏同期が坐する傍聴席から飛び出す一幕も。
そうです。あのHAアワードのエッセンスも入った会見となりました。

その内容は~
私がここに記すのも なんなので(笑)
ご興味ある方は
どうぞ本人あるいは縁者にお尋ねくださいませ。


by マン・マル

2013年9月12日木曜日

もう一つの個展 青と紫展

「五十嵐敦史の緊急会見!」
ぼちぼちと~ 参加のお返事をいただき始めています。
引き続き ご検討 どうぞよろしくお願いします!

さて本日は、もう一つのまるゼミ元メンバーの個展
ご案内させていただきます。

もう?年前の卒業生ですが~ 南絵里子さん
実は 卒業後何年か経過して付合いが途絶えてたんですが
3月の私の「サヨナラ公演」をきっかけに復活!
6月の私の山手の講座に出席してくれて、そして
先月8月下旬に 私の横浜スタジオで実施した
親子ワークショップでは、2日間を通して
アシスタント講師役として 強力にサポートしてくれました!

とにかくいつも素敵な笑顔の絵里子さん。
その癒しあふれるオーラで、
お子さんはもちろん、親御さんにも真摯に接してくれました。
予想以上に慌ただしくて 参加者フォローが十分にできない私の
足りないところを機転を利かして埋めてくれて~心より感謝!です。

そんな、絵里子さん。
もちろん、ワーク作業のフォローも完璧だったのですが
なによりも、彼女の本領発揮!!だったのが
「オリジナル・ウエルカム・ドリンク」!!

「熱中症対策も含めたドリンクコーナーを考えてるの」と
軽い考えで彼女に話したところ
「それ、私に提案させてもらっていいですか?」
と引き受けてくれた彼女。
私は氷と炭酸水と、臨時給水所を作るだけでした。

親子ワークショップでのジュースカウンター in 花咲スタジオ
写真上) 50分の1サイズの 紙人形を作ってもらってるところ!
写真下) お洒落な設えに並ぶ4種のお手製フルーツシロップ!

で 当日の彼女は 
重いキャスターバッグを引きずり現地到着。
そのバッグからは、次々に、材料や道具が登場。
私が用意したカウンターが
クロスが敷かれ、瓶が並び、
カラフルなコースターやストローが籐籠にセットされ~
みるみるお洒落な ジュースバーに変身!
試飲させてもらったら、超美味しい!
「いや~、もう、これを軸にイベントができるよ~!」


エピソード紹介が長くなりました。
その南絵里子さんが 9月の後半の3連休に
お友達とのコラボレーションでの個展を開かれます。

~~~~~~~~
「青と紫」手展
2013年9月21日(土)~23日(月)
(株)堀 澄 animoギャラリー
(最寄駅:南千住駅 または 三ノ輪駅)
<<+mina × Christal ARTによる
   和カフェ。雑貨やアクセサリーの展示販売>>
<<限定予約で 和菓子スイーツセットがいただけます>>
http://minanokoto.jugem.jp/?eid=57
~~~~~~~~


「+mina」は絵里子さんのアーティスト名です。
どのような内容になるのか私もわからないのですが 
告知用の写真に一目惚れしてしまいました。
この和菓子、とても美しい!
恵理子さんプロデュースの手作りの「練切」だそうです。

デザインと「食」を結びつけている活動がユニークですよね。
私もこのスイーツセット目あてに覗いてこようと思ってます!
お近くの方 ご興味を持たれた方 ぜひお立ち寄りください!

by マン・マル


2013年9月6日金曜日

五十嵐敦史 の 緊急会見! 

お知らせ!!

~~~~~~~~~~

あの グラフィックデザイン専攻OB
五十嵐敦史氏
緊急会見

~~~~~~~~~~

いったい 彼は
今 この時期に

何を語ろうというのか???

~~~~~~~~~~


ご存知ですか?覚えていらっしゃいますか??
イガこと 五十嵐敦史君。
以前に、このまるゼミブログで、その個展の記事を取り上げました。
http://marusemi.blogspot.jp/2011/04/blog-post_30.html
http://marusemi.blogspot.jp/2011/05/blog-post.html

まるゼミの正規メンバーでもないのに彼は、卒業後も、私の横浜スペース「花咲スタジオ」での宴に何度も顔を出してくれてます。あっとこれは、とても嬉しい!という気持ちが入っているコメントです(笑)。いつも、なんとなく馴染んで座ってます。いや、訂正!2m近い(?)長身の彼が周りに馴染むわけはなく、その小動物的な所作もあって、とっても存在感を放ちながら場を盛り上げてくれます。

で、たしか、2012年の私の「旧柳下邸」でのアート展示の打上げを兼ねたクリスマスパーティの際の「2013年の抱負を語ろう!」のテーマの際に彼が宣言したのは「このスタジオスペースで個展!します!」でした。「それならば!」と私も、スペース提供&開催サポートを公約したのでありました。

それから半年が経過し、意を決した彼から連絡があり、8月初旬には「イガ個展」のミーティングを持ちました。





そして。。。。。。

私の横浜スペース「花咲スタジオ」にて 緊急会見を開くこととなりました。



関係者の方々
いえ、縁もゆかりもない無関係な方々も
ぜひ、会場へ足を運んで、彼が語るその瞬間の目撃者の一人となってください。


2013年10月12日(土) 

17:30開場
18:00開演

会場:花咲スタジオ(MoNoスペース)
<住所 横浜市西区花咲町>

最寄駅 : JR桜木町 徒歩9分
                      みなとみらい線みなとみらい駅 徒歩13分


ー お心付けのお願い ー

・学生さんは 無料です!
・40歳未満  500円!
・40歳以上 1000円!

~~年齢や身分は いずれも自己申告制です~~

~~プラス 飲み物または軽食の手土産カンパ!大歓迎!~~

~~ 会場設営準備の お手伝いサポーターも募集してます ~~


といっても、気軽なフリーフード&ドリンクのパーティーです。
10月の3連休の初日です。お気軽にお越しください。
参加いただける方は、この記事にコメントくださるか、個人的にメール連絡ください。


by マン・マル



2013年8月23日金曜日

5時間の宿命の美しさ <茶室CoCoN>

本日10時にOpen し そして15時にClose しました。

まるゼミ夏休みスペシャルで取り組んできた 茶室づくり。

たった5時間だけの一般公開。
その後、茶室CoCoN は解体され その姿は消えました。
消え入る最後の瞬間に立ち会ってきました。

緊張感のある美しい空間がそこにはありました。
そう、まるで、氷で出来た室内のようです。





























内部のペンダント照明によって 繭まゆブース本体が行灯のように光ります。
繭内の風景が空間に浮かび上がるのです。
行灯の光は 天井や床の光沢のある素材に反射し広がっていきます
もー。とっても私が好き系な世界観ですー。
















入れ口すぐのカウンターにて、飲み物とオリジナル焼き菓子を注文します。空いている繭まゆ内部にて、いただきました。薄い不織布一枚で囲われた内部は、不思議な安心感。 


もったいないなあ。短すぎるなあ~、この空間の命~。
でも、そう宿命づけられたからこそ、この透明感・はかなさが宿ったのかも。。。

空間づくりに参加したメンバーの皆さん、お疲れ様でした!
茶室CoCoNの解体と同時に まるゼミの夏も終わったのでありました。


by マン・マル



2013年8月21日水曜日

ただいま設営中!

前回ご報告の
まるゼミ夏スペシャルで取り組み中の
「茶室 CoCoN(ココン)」
少しずつ その姿があらわれてきてます。。。。。

この日は 私の夏ゼミ最終日。
設営半ばの現場で チェック&最終アドバイス!
私も、今日は、肉体労働覚悟!
汗だくになるつもりの着類にて出講しました。


天井は白いシートが柔らかい曲面を描きます
そして 不思議な 傘の骨組み状のものが吊下げられ~






















ここに不織布をかけて 繭まゆを創ります。

照明を落とすと けっこう いい感じ!




















天井シートや 不織布等は 何度もフォルムを検討して
最適の答えを見つけていきました。

明日、設営最終日!
そして明後日23日、たった一日の「茶室 CoCoN」オープン!
この日は 客の一人として ふらりと立ち寄ろうと思います。


by マン・マル






2013年8月9日金曜日

まるゼミ 夏スペシャル!

今年度からの 通年を通しての通常授業は停止中のまるゼミ。

でも

夏休みのこの8月限定で 
「特別授業」 として、先週より開講させていただいてます。

取り扱うテーマは、ずばり、空間デザインの実作!
来る8月23日(金)に1日限定で開催される学園祭で
当デザインカレッジが取組む模擬店「茶室」の提案です。
講義教室の1室で お茶+茶菓子を提供する空間を考えます。

対峙した 最終2案のスタディ


この日は、第2回目。
インテリアデザイン専攻1年生数人との 密なるディスカッション。
前回の6案が2案に絞られスタディ模型も制作!
空間の構成や エレメント要素フォルムの面白さだけでなく
ストーリー展開の魅力度、
そして何より アイデアの実現性や
短い工期での完成の可能性等、、、
さまざまな角度を 皆でチェック!

結果、N君案の 「茶室 CoCoN (ココン)」に決定!

イメージは ズバリ 「繭:まゆ」

模型ではわかりませんが 照明もいろいろ工夫して光の演出も加えます。
私の好みの 「まっ白」 な世界ですが
でも 私が無理強いしたのではありません(笑)

来週半ばから、材料調達を始めて、本格的に制作開始!
暑い夏が ますます熱くなりそうです


by マン・マル

2013年8月5日月曜日

公開開始! フォト&ムービー「白い森 - White Forest」

<<マン・マル・メッセージ7>>

~~~~~~~~~~

6月上旬に横浜山手の西洋館で開催した
インスタレーションアート展示
「白い森 - White Forest」
in エリスマン邸
花と器のハーモニー2013

MoNoのホームページにて
ォトギャラリー & Youtubeムービー
公開スタートしました

~~~~~~~~~

フォトギャラリーはこちら

そして ムービーはこちら


会期からすでに2か月経過してしまいました。
やっとことさ です。

展示に来ていただいた方は
あの空気感を 再びに
思い起こしていただけると嬉しいです。

来ていただけなかった方は
不思議な「記憶と生命の森」を
ぜひイメージしてみてください!


by マン・マル


2013年7月27日土曜日

再会 と 出会い


ご案内していました7月27日(土)ワークショップ
任務完了! 終了しました!


会場は 昨年まで まるゼミが使用していた教室。
見慣れない整理棚が設置してあったりと
4か月で ほんの少し変わっていたけれど
でも懐かしい~。

ワークショップ開始の定刻より 
早めに 現地入りした私は
昨年まで まるゼミ生だった
現役生たちと再会&お茶会。
この場所で、このメンバーでの
この空気感は4か月前とまったく一緒。
その流れのままに 彼らも
ワークショップに参加してくれました。


あまりに自然で馴染んでて
4か月、ここに来てなかった人とは思えませんねえ
と、カレッジ専任先生に言われてしまいました。



さてそして。ワークショップ後に 
来月8月に実施予定の夏の特別授業の打合せ。
実現するのかなあ~と不確定だったんですが
正式に決まりました。
いえ 一応 日程段取りは決まっていたのですが
私自身 何に挑むのかが漠然としていたのですが
ようやくに見通しがつきました。


8月23日(金)に学校全体行事として実施される
学園祭にデザインカレッジが出展する
会場スペースの提案&制作がお題です。


その空間担当は
インテリア&空間デザイン専攻の現役1年生
私は、一部の学生さんとは 昨年冬の
AO授業にてすでに面識あり!です。
彼らと一緒に アイデア出しから 
設計デザイン そして制作まで
3回の特別授業として取り組むこととなりました。


この日は はじめましての挨拶から
授業3回の工程概要説明。
そして~ 早速に 情報収集の宿題を出しました。
さあ、どんな8月になるのか~。
ハラハラ&ドキドキです。


by マン・マル








2013年7月3日水曜日

予告!公開ワークショップ

公開ワークショップ、やります!!


インテリアデザインの世界を体験!
<ワンルームのペーパー模型づくり>


2013年 7月 27日(土)
13:30~16:00

参加費無料


会場はこちらです

空間デザインを体験できる2時間レッスンです


このワークショップ講座は、建築やインテリア等の空間デザインに興味のある方、またそういった方面にこれから進もうかな?と考えてらっしゃる中学生以上の方を対象としたものです。ここ数年連続して、毎年1回、春から夏にかけてのどこかで実施しているプログラムです。参加者の方々は、いつも決まってかなり集中&ハイテンションで取り組んでいただけるので、毎回に時間延長!って感じになります。2時間ではちょっと盛りだくさん気味なのでしょうか。今年こそ、私のレクチャーは控え気味で、ワーク時間を多めに進めて行きます。。。。。

私としては、実に4か月ぶりに高田馬場での講義です。今から楽しみ~。


by マン・マル


参加ご希望の方はこちらから







2013年6月12日水曜日

「白い森 - White Forest」 終了です

<<マン・マル・メッセージ6>>

横浜山手の西洋館「エリスマン邸」での9日間、終了いたしました。

島津まどかさんのフラワー&テーブルコーディネーションとのコラボレーションで飾った
インスタレーションアート「白い森 -White Forest」は跡形もなく消え
この洋館の記憶の1ページとなりました。



 「2013花と器のハーモニー」の装飾アーティストとしての参加が決定して以来ここまで約7か月。紙素材を軸にハンドクラフトで空間世界を創ろう!と決めたものの、ずいぶんと悩み頭を抱えることも少なくありませんでした。歴史的建造物での創作は、現状保存のために、釘を打つことはもちろん養生テープを張ることさえも禁じられます。限られた手法の中で、いかにダイナミックに空間を変化させるかに知恵を絞りました。また、フラワーデザインやテーブルコーディネーションという私にとっては未知な世界とのコラボレーションもまた、ひとつひとつが目からウロコでありました。島津まどかさんという千人力のチームメイトを得て、花材や花器、お皿やグラスの選び方合せ方、テーブルのファブリックのいろいろ、などのディスカッションの中での彼女の指南はとても勉強になりました。



最終日の9日、日曜日。私は午前午後と2回講演での親子ワークショップのために、ほとんど地下ホールに詰めっきりでした。16時半頃、やっとワークショップの後片付けも終わって1階会場へ。まどかさん、そしてエリスマン邸館長の高村さんとともに、展示終了までカウントダウンとなった「白い森 - White forest」の中にたたずみ、その姿を目に焼き付けておりました。

「白い森」はもうこの世に存在しませんが、でも今後は写真そして動画にてその姿を見ていただけるよう、現在、作業中です。近日中に、MoNoホームページのギャラリーにまたアップいたします。

しかしながら、この「白い森」。その作品の一部は、私のみなとみらい近くの仕事場サロンスペースに移すことといたしました。そう。7月を目標に「プチ白い森化計画」を進めております。エリスマン邸での「白い森」を体感してくださった方々も、体感できなかった方々も、ぜひ「プチ白い森」にお越しください!



by マン・マル



2013年6月7日金曜日

白い森 ラスト3日!

<<マン・マル・メッセージ5>>

横浜山手の西洋館「白い森ーWhite Forest」も残すところ3日間となりました。いよいよラストスパートです。梅雨入りしたものの幸運なことに今のところ降雨ナシ!唯一、今日金曜日の午前中のみが雨の予報でしたが、現在、厚い雲に覆われた空模様ですが、はたして。。。。。

おかげさまで「白い森 -White Forest」には、多くの方にご来場をいただけ、そしてとご好評をいただいています。昨日は、イベント事務局専属カメラマンさんによる撮影日でした。前日の閉館後にコラボレーションしている島津まどかさんが、お弟子さん達と一緒に、生花を総入れ替え!フレッシュな最高のお花の状態でカメラにおさめるためです。なるほど~。やはり、空間が違います。フラワーデザインの知識乏しい私ですが、ずいぶんとこの期間中で勉強しております。


我が子をうまく撮ってもらうために
横で気を揉む母親状態です。。。。

会場内に設置しているリーフレットやメッセージカードが、追加設置した直後からドンドンなくなっていきます。嬉しい悲鳴です。新デザインのカードの印刷を追加発注しました。本日より大量に設置します!!

応接室に設えた 立体リーフ柄のロールカーテンです!!

さあ、今日もこれから出勤です!!


by マン・マル




2013年6月1日土曜日

OPEN!White Forest!

<<マン・マル・メッセージ4>>

前回の記事を読んで何人かの方からお見舞いメールをいただきました。
ありがとうございますっ!!
まだ、引ったくられたBAGは戻ってこないんです。。。。
でも、連絡先をいただけることで、また「ツナガル」ことが出来て嬉しい。。。。
本当にデジタルだのみ、機器だのみの現代ですね。


・・・さて・・・

OPENします。本日6月1日(土)。
横浜山手の洋館:エリスマン邸に「白い森-White Forest」が9日間限定で。


昨日に設営を終えました。今、全身が筋肉痛。
でも、とても良い空間が出来上がりました。

「白い森」の訪問客が最初に訪れる応接室
「風」をテーマにした空間です。

私のインスタレーションアートは、いつも基本的に、設定したテーマコンセプトを抽象化させて、身の回りにある規格工業製品を組み合わせたり反復増殖させたりして展開していきます。でも、今回は、いわゆるリアルな住空間のライフスタイルのインテリアコーディネート。そこにはバーチャルながらも「生活」を感じさせるストーリーとその可視化が必要です。当然に提案し設えるアイテム数も増大します。なので、本当に今回は、制作のために時間とエネルギーをつぎ込みました。

そして迎えた設営日。朝一番に到着した搬入車が予定していた車体より小さくて、2回往復運搬を余儀なくされるというアクシデントがありましたが、でも、設営作業自体は粛々と順調に。コラボレーションの島津まどかさんのお花チームと、我々MoNoのアートチーム、それぞれに或いは合体協同しながら、どんどんと空間が白と緑の世界に変身していきます。まどかさんにはお弟子さん陣サポーター、そしてMoNoには今回の協賛社の一つである専門学校の学生さん達の強力なバックアップで作業はテンポよく進みました。本当に心より感謝です。それでも、イベント事務局で設定された設営タイムリミットぎりぎりまで粘って粘って粘って空間をリフトアップ。


そして 築80余年の古い洋館に 
本当に「白い森」が出来上がったのです。

島津まどかさんとの協力タッグで完成したダイニングルーム
「水」をテーマにした森の饗宴の舞台です

設営終了後には、「花と器のハーモニー」イベント全体のオープニングレセプションに出席してきました。
花と器のハーモニー会場の一つ
「イギリス館」ガーデンにて
歓談の席では、当催事の総合プロデューサーであり、装飾アーティストコンペティションの審査委員長である前谷裕一氏から、個人的に「白い森-White Forest」作品へのお褒めの言葉をいただき大興奮!一緒に戦った島津さんそして長嶌さんとガッツポーズ!頑張ってよかった!こういうご褒美があるから、クリエイティブ挑戦はやめられないですっ!


by マン・マル


2013年5月23日木曜日

S.O.S.・・・・!!

<<マン・マル・メッセージ3>>

このブログを読んでくださっている まるゼミOB&OGの皆さん

連絡ください。。。

16年間分の溜めにためた大事な皆さんのメールアドレスを、一瞬で失ってしまいました。


*  *  *

実は、4月上旬。家族と外食しての帰宅の夜道で、スクーター乗車の男にバッグ丸ごとひったくられてしまった私。そのバッグの中に携帯電話も入れていたんです。機器内の電話帳のバックアップを取ることもしていなかった私。つまり、OB&OG皆さんとのつながりも、すべて一緒に持ち去られてしまいました。PCメールに履歴が残っている方はセーフ!なんですが。でも、ほぼ9割はなす術無し。


ちなみに私は無傷です。かなりの鮮やかさでひったくられたので、もみ合うことも引きずられることもありませんでした。あまりに美しく(?)奪われたので、その瞬間、茫然としました。そしてその数秒後「すごいなあ」とへんに感心(?)してしまいました。まだ夜とはいえ早い時間帯で周囲には通行人も多く、目撃者多数。なによりも、男性と並び歩いている私を狙うのですから、かなり腕に自信のある常習犯なんだろうなあ。脱帽!的にさえ感じます。

お気に入りのBagだったので 再び購入しました。
でも同じ色は無かったんで色違いで。

その瞬間に傍にいた見知らぬ若い男性が110番してくださいました。まずはすぐに、最寄りの派出所の巡査2名到着。申し訳ない事に通報いただいたその男性は、「目撃者兼通報者」として約20分ほど足止めされ、見知らぬ私の被害のために、巡査さんからアレコレの聞き取り調査。彼いわく、親戚の家から自宅に帰ろうと駅に向かっていたタイミングらしく、でも嫌な顔ひとつせずに長い時間を付き合ってくださいました。本当に親切な青年。感謝です。そんな間に管轄警察署から2名が到着。「本当は盗難課が担当するんですが、不在だったので、刑事課の私達が来ました」とのこと。その年齢、推定50代と30代。ドラマで見るような班長と若手な組み合わせにちょっとドキドキ&ニヤニヤしながら再びの聞き取り調査を受けました。私が警察官に調書を取られるのは、これで人生2度目。6年前の横浜トリエンナーレのアートイベントでパソコンを盗まれた時以来。前回も感心しましたが「警察官の美文字は半端ない」のです。定型の紙面に書き込まれていく、その文字の綺麗なこと!

常日頃、所持金も低く、特にブランド品も持たない私。被害金額は小さいものの、各種カードや証明証関連の凍結や再発行等の手続き類の手間がかなりのダメージ。そして日が経つにつれ、「あっしまった。あのカード、チャージしたとこだった!」「あのお店のポイントがかなりたまってたのになあ」みたいな小さな積み重ねがポロポロ発覚。まあでも、身体は無傷だったし、それに勝るものはありません。もしもこれが、終電近くの時間帯で、通行人もいない一人の夜道での遭遇だったら、心理的な恐怖感が大きかったろうし、その後の精神的ダメージも尾を引いたと思うと、不幸中の幸いはいっぱいあるかな。


ということで、今回の展示や講座のお知らせを個別にお送りする約束をしていた人もいたのですが、こんな理由でメッセージが届けられません。もし、このブログを読まれましたら、災いお見舞い(?)タイトルででも打ってご連絡をください。私の携帯電話は以前と同じアドレス&番号にて復活しております!


by マン・マル










2013年5月17日金曜日

デザインとアートの講座セミナー

<<マン・マル・メッセージ2>>

前回にご報告のアート展示「白い森-White Forest」との連動企画
「デザインとアートの講座セミナー」の詳細ご案内です。
http://www.hanatoutsuwa.net/event/index.html
私は期間中に2つのプログラムを担当させていただきます。
まず一つ目は~。




★★★ レクチャー&ワークショップ ★★★
      <アートのある住まいインテリア>
      ~デザイントークと自分癒しのプチアートづくり~

実施日時
 ① 6月2日(日) 13:30-15:00 
 ② 6月5日(水) 11:00-12:30 
 ③ 6月5日(水) 14:00-15:30  すべて同じ内容です

定員    各回 10名(高校生以上の方) 
参加費  2000円(アート制作費込み)


縦でも横でも!
ワークショップタイムで作る簡単インテリアボード!
講座概要は。。。。
● 前半はスライド等も含めた私からのレクチャータイム
「好きなもの美しいものを暮しに取り込んでいくセラピー&コーチング効果」と題して、アーティスティックなものやデザインプロダクトを住まいインテリアに取り込むヒントをお話しします。建築士・空間アーティストといった部分の私だけでなく、余暇生活開発士・アートセラピーアドバイザーでもあるところの話も織り交ぜていこうと思っています。
● そして後半は、参加者の皆さん自身に簡単なインテリアアート雑貨づくりに挑戦していただきます。はがき大サイズのキャンバス画材に不織布を差し込んで仕上げるアートボード制作です。想い出の写真や旅先の絵葉書、手作りカード等を、縦横自在に合わせて使えます。作り方は簡単。用意された色とりどりの不織布から好きな色をチョイスして、シンプル作業でアートフラワーを手元で作って、自由にキャンバスに刺していくだけ。不織布は私がアート制作でよく使う材料の一つ。その優しい風合いは触っているだけで十分なヒーリング効果!ちょっとしたアートセラピーを体験していただきます。

講座の会場はエリスマン邸地下ホール。
左: 1階サンルーム前テラスから続く階段をくだってアクセス。
右: 会場内部。オープンテラスから元町公園の新緑が美しい!
会場は。。。。
アート展示を行うエリスマン邸の地下ホール。移築時に施設の有効活用のために増築されたゾーンなので、ここは現代建築です(笑)。元町公園側にむけて広いオープンテラスがあって、とっても気持ちいい!簡単だけど、飲み物類も用意して音楽も流しながらリラックスして参加してもらえる講座セミナーに仕立てるつもり!お天気が良ければここでカフェタイムなどしたいところなんだけど、当日はどうかな~???。

お問合せ&お申込みお待ちしています!ご連絡ください!
http://www.mono-japan.net/media/workshop201306


by マン・マル



2013年5月8日水曜日

6月展示のお知らせ

<<マン・マル・メッセージ1>>

久々の交信です。
まるゼミもなくなった私は、すっかり行動圏が横浜ゾーンになってます。そう、あれからもう2カ月になろうとしています。

今、私は、以前に当ブログででも案内させていただいた横浜山手でのイベント準備で多忙な日々を過ごしております。ということで、あらためまして、告知を!

参加しますイベントは 2013横浜山手西洋館フェスタJune 『花と器のハーモニー』
http://www.hanatoutsuwa.net/coordinators/index.html
横浜山手地区で毎年6月に催されるもので今回で13回目。エリア内7軒の西洋館が、コンペティションで選ばれた7組のアーティストによって、その内部空間を装飾コーディネートされるというものです。私はMoNoアートプ!ロジェクト実行委員会として、元町公園内に佇む「エリスマン邸」を担当します。

作品の展示タイトルは 『白い森-White Forest』
https://sites.google.com/site/monoinjapan/media/white-forest



これはイベント公式パンフレットとは別に、私達の展示のためだけにオリジナルで作成したチラシです。展示と、期間中に同時開催する「アートとデザインの講座セミナー」を掲載しています。この講座のお話はまた後日に。。。。

紙面には、フラワー&テーブルコーディネーターの島津さんの花と、私達MoNoが創作するペーパーアートを象徴するような写真を撮って載せました。ちなみに、この花は、3月のまるゼミさよなら公演時にいただいた花束の中のひとつです。多くのお花をいただいて、直後はまるで芸能人の楽屋(?)状態だった我が家。この機会を逃す手は無い!とたくさんの花々を激写!で、チラシを作るにあたり、この写真群の中から「私達が作るアートのモチーフと相性がいいものを!」ということで、この花が見事にオーディションを勝ち抜いて「チラシの顔」を射止めたのでありました。花の名前も知らず、色と形だけでセレクトした私ですが、パートナーの島津さんに「アルストロメリアを使われたんですね。イメージ通りです!」とコメントをいただけました。実は島津さんの活動拠点のサロンが「Mlily」とおっしゃるんですよね。アルストロメリアはユリ科のお花のようで、知らずにセレクトしたとはいえ、Good Choice !


エリスマン邸は、フランク・ロイド・ライトの弟子である建築家アントニオ・レーモンド設計の外国人住宅です。レーモンドは日本における「現代建築の父」とも呼ばれる人物。その彼の来日して間も無い頃の作品です。そこはかとなく、ライトのグリッドデザインの面影を感じるインテリアデザイン。3ヶ月の改修工事を終え、4月からリニューアルオープン。このGWは1日に1000人を超える来館者だったそうです。



明日は、この新しいエリスマン邸にて館長高村さんと打合せに行ってきます。お天気も良いようなので元町公園の新緑が楽しみ!


by マン・マル







2013年4月1日月曜日

これからのまるゼミブログ

4月1日。新年度がスタートしました。

異例のスピードで開花した桜は、ここのところの寒さで、その美しさを凍結させてくれてます。春到来で浮かれてたところでの寒さのぶり返しは辛いですが、でも、大好きな桜を楽しむ時間が長引くならば差し引きゼロ!


六本木のアークヒルズに行ってきました。ランチした36Fのホテルレストランから見下ろすと薄ピンク色の塊が建物間を埋め尽くしています。宿泊客とおぼしき外国の人達が一生懸命に写真を撮っているのがい印象的でした。
六本木アークヒルズ裏の桜坂は満開。
左は地上36Fからの俯瞰。
右は視線高さ140cmからの見上げ。

桜をもう一景。私の居住するマンション敷地内の1本桜。
ちょっと小高い丘に建つ我が家。北側境界は斜面地になっています。かつては樹木がうっそうと茂っていて豊かな自然が目の前に広がっていました。夏の蝉の声および階段室への容赦ない飛来は困りものでしたが、でも、春、6本の桜の大木が競って咲き乱れてくれて、それはもうとっても有り難かったのですが。。。。。3年ほど前に、横浜市斜面地条例の対象となり、豊かな緑が全て伐採され、ワッフルデザインのコンクリートで固められてしまいました。

その際、たった1本。1本だけ、桜を残すことが認められました。
春。孤独な桜は、ワッフルコンクリートの下にしっかりと根を張り続けて、去っていった仲間の分の花数を抱えるかのように枝を広げて咲いてくれます。

この桜の前を通って毎日おでかけ。


さて。

まるゼミさよなら公演を終え
このブログも閉鎖しようかと思っていたのですが。

それは寂しすぎると一部の方々に言っていただけたこともあって。

確かに、まるゼミと縁のあった人達との貴重な絆ラインでもあるし。

全面閉鎖でなく、これからは私マン・マルからのお知らせ掲示板として続けて行こうと思います。これまでの、まるゼミ・ドキュメント・レポートとは少し様相が変わりますが、どうぞ引き続きのお付き合いをお願いします。


by マン・マル



2013年3月15日金曜日

まるゼミ 千秋楽!

 とうとうやってきましたこの日。万全の体制で臨むつもりが~。実は2日前の夜から、急に右肩に激しい痛みを感じた私。前日は、右手がまったく使えず、歩行の振動が伝わっても辛いほどの痛みに。左手だけの講演資料づくりは、見積もっていた所要時間を3倍以上に膨らませ、寝不足状態。でも、かなり養生させた甲斐あって、当日の右肩の痛みは劇的に回復。それでも、無理は禁物。とりあえず、手持ちストールでの簡易三角巾で右腕を吊りつつ会場に入りました。

 前日に「こんなレイアウトにして!」と送ったスケッチをベースに、会場はすでに、まるゼミメンバーの手によって準備が出来あがっておりました。私のリクエストどおりに、200個のクリアバルーン(但し、すでに20個破裂)が、天井に浮遊し、床でうごめいています。そして、メンバーの「モデリング」授業課題の紙コップシャンデリア。ちょっと不思議な講演会場に私も大満足!

 第二部の懇親会のための、バーカウンターも設えらていて、早くもワインが並び始めてました。これまたリクエストをたずねられて答えた私の要望するワイン銘柄は「オーストリア産で!オーストラリアじゃないよ。中欧のオーストリアだよ!」。そう、約3年前の「アーティスト・イン・レジデンス」で計3ヶ月余りを過ごしたオーストリアはウイーン郊外の田舎町Kremsは国内きってのワイン産地。毎日、安価で新鮮な白ワインを堪能しておりました。。。でも、日本では、本当にオーストリア産ワインが手に入らないのです。「でもたぶん、無理だから、白のスパークリングでいいよ!」と、メンバーに言っていたのですが~。「ありましたよ!オーストリア産!」とドヤ顔のメンバーM君。「この1本だけありました。これは先生、専用ボトルです。」 で、喜びの記念撮影!

左 :会場天井に浮かぶ「紙コップシャンデリア」と「クリアバルーン」
右 :まるゼミメンバーに不可能は無い!希少オーストリアワイン  
春休み返上で前日から会場準備に入ってくれたメンバーのおかげで、開始2時間前にはパーフェクトな空間に。やっとの思いで作った作った私の講演データを機器に移してチェックしてもらいつつ、私から差し入れたミスドドーナツを皆で一緒に頬張りつつ、共にいられる残されたわずかな時間を噛みしめるようにメンバーと過ごしました。そしていよいよ開演!私は演台に。メンバーは受付やバーカウンターにスタンバイ!

第一部会場  Before  and  After

約90分のトークをさせていただきました。今まで話したことが無かったですが、在校生や卒業生へのエールを込めて、私自身の大学時代のこと&企業で働いていた時代のことを。そして、このカレッジの講師を務めさせていただいた16年間のインテリアデザイン専攻の歴史を、つまりは16年間のまるゼミの歩みを、自分なりにユニークなネーミングをつけつつ5つの期に分けて振り返ってみました。「バウハウス期」「ゆとり教育期」「専任先生黒船期」「H先生創世期」「H先生専制期」。私が指導を担当させてもらった全学生のお名前も披露しました。講演のタイトルは「Expansion~設計からデザイン、そしてアート」。16年の中で、私の活動や興味が設計(建築)から、プロダクトやグラフィックやウェブデザインから影響を受けて変わってきたこと。さらに、今、アートの分野でも活動の機会を得ている、その自身の広がりの話しもかぶせてみました。

そして第二部はワインと共にの懇親会。多くの卒業生も駆け付けてくれて、たくさんの花束とプレゼントをいただけました。また、カレッジ責任者さんからの突然の表彰状やまるゼミメンバーからのメッセージ集授与等の企画も盛り込んでいただき、幸せ至極でありました。さらに会は第三部そして第四部と会場を学外のお店に移して続きます。参加者から寄せられたマンマルへのQ&Aコーナー等々、楽しい時間を過ごしました。

花束とプレゼント  こんな大漁は人生初!
拙い私の話しに耳を傾けてくださった 講師の方々、学校関係者の皆さん
ありがとうございました。

仕事を調整して駆け付けてくれた卒業生の皆さん
ありがとうございました。

そして、会場の準備から撤収片付け、懇親会のための買出し、
第一部&第二部を通してフロア係として動き回ってくれた現役まるゼミメンバー。(いえ、正確に言うと、その前々日に卒業年度生は卒業式を終えているので現役でなくて フレッシュ卒業生なんですが)

本当に+本当に ありがとう。
何度 口にしても 足りないです。


by マン・マル



 

2013年3月7日木曜日

in 銀座アップルストア

Human Tunes 6 ! 
銀座アップルストア3Fホールにて今年も当カレッジのプレゼンテーションが実施されました。

昨年度に初に試みた喜多崎先生と私の総合司会が好評で(笑)、今年も同スタイルにて会を進行しました。と、いっても、すべて喜多崎先生が土台のシナリオを作ってくださり、私は必要箇所に自分の言葉を放り込むだけ。いつも、本当に先生のコーディネートパワーには頭が下がります。こうやって、この場に立つのもこの日が最後!噛まないで、しっかり務めねば!

上: 17時半 開演前アップ銀座ル3Fホール
中: 18時半開演 総合司会を務めました  
下: 20時に終了 計7名のプレゼンテーター
90分で7つのプレゼンテーションは駆け足状態です。各学生のその内容は、1カ月前の学内プレゼンテーションHAA時よりかなりのレベルアップ。適材適所に会場の笑いを誘うネタも仕込まれる余裕ぶりでした。終演後の打上会には40名近い大所帯で、ご苦労様+乾杯!が行われたのでありました。

by マン・マル


2013年2月26日火曜日

お知らせ2つ 「Human Tunes」と「さよなら公演」


閉鎖は決まったまるゼミですが、まだもう少し今年度サポートが続きます

アワード。そして、ヒューマンスタイルが終わると、次は。これも毎年恒例のアップルストア銀座における卒業制作公開プレゼンテーション「Human Tunes」です。3月7日(木)18時からやります!なんと今回は第6回目を数えます。どなたでも事前予約不要で自由に入場いただけます。ご興味あるかた、そしてこの日夕刻に銀座界隈にいらっしゃる方はぜひお立ち寄りください。

Human Tunes 6

2013年 3月 7日(木)
18:00~20:00
アップルストア銀座 3Fシアター
入場無料 予約不要



昨日の私はプレゼンテーターに選ばれたメンバーとの特別ゼミに赴きました。あともう1回、来週前半、本番数日前に彼らの最終チェックです。それが本当にラストのまるゼミだなあ、、、とちょっとセンチメンタルモードです。


さて、前回にお知らせした私の「さよなら公演」
まるゼミ卒業生にお知らせしたところ、ご無沙汰だったメンバーからそれぞれの久々メールを
送ってくれてちょっと得した気分です。


当日はどのような時間にしようかなとあれこれ思案の中、ふと、「風船を使っちゃお!」と思い立ちました。3年前の異国南フランスでの国際建築フェスティバル出展の際に、初めて手掛けたクリア・バルーン。その翌年の山手芸術祭ででも使用したのですが、けっこうまだ残ってるんです。あまり長期間おいておくと弾力性等に支障でてくるらしいし、この機会に、ぜんぶ、これ放出しちゃおう!透明風船だらけの教室にしちゃおう、と企み始めました。

とにかく大量に風船を膨らまし続けたインスタレーションアート2作品 
左)南仏モンペリエ旧市街での 「UKIGUMO - floating clouds -」
右)山手ベーリックホールでの「分子の森 - Molecular cluster -」

当日は昼過ぎから、現役ラストのまるゼミメンバーと一生懸命に風船膨らませるかなあ。

膨らませた直後は、消えないシャボン玉のようで本当に美しい
時間経過とともに白濁してきちゃうんですけどね


マン・マルさよなら公演
       2013年 3月 15日(金)
 ~~~~~~~~~~~~~
第1部 18:30~ 退官記念講演
「Expansion ~設計とデザイン、そしてアート」

第2部 20:00~     懇親会
「いっしょにワインで楽しむ会」


まだもう少し このまるゼミブログも続きます。。。。




by マン・マル



2013年2月15日金曜日

まるゼミ閉鎖のお知らせ

本日のブログタイトル、少し、一方的で失礼します。。。

実は、デザインカレッジ・インテリアデザイン専攻にて長年にわたり私が務めてきましたまるゼミを閉講することを決意いたしました。

うーん。実は、このまるゼミ。16年間も続いてました。日本人でいうと、義務教育を終えてプラス1年間の長さです。自分でも言うのを躊躇するほど長いです。もちろん長い年月の中で、学校システムや専攻科目名等の諸々なディーテールの変遷はありましたが、私マン・マルが出来る限りの時間とエネルギーと魂を傾けてきた「ものづくりを伝える時間」であり続けていました。

この場所がとても好きだったので、こんなに長居をしてしまいました。少人数制のゼミゆえのメンバーとの近い距離感でいられることが好きでした。メンバーそれぞれの不安感や劣等感や夢や目標を私も肌で感じながら、よりポジティブによりアグレッシブに染めていくのが私の任務だと思っていました。昨日出来なかったことが今日出来るようになった時の「やりましたよ!」というメンバーのドヤ顔が私は好きです。そんな時の彼らは決まって「褒めてくださいよ」光線を発します。そんな光線を浴びせられた際は、私も思い切りなリアクションで答えます。成功体験の共有は私のエネルギー源でもありましたし、メンバーを叱咤する時の言葉は自身への自戒のメッセージでもありました。また、ゼミ時間外での活動も私の密かな楽しみでした。特に現役&既卒含めたメンバーとの私の横浜サロンでの宴では、私は献身的に(?)調理や給仕に徹しつつ、教室外だからこそOKな話題で盛り上がるのも好きでした。とにかく、私はこの16年間まるゼミとずーっと一緒でした。


なのに閉講。その決意の理由はいろいろあります。
本当に大切な何かを決意する時は、決め手になる理由はあれど、唯一直接の理由なんて無いと思います。まずはきっかけがあって、それに憤ったりへこんだりして。で、少し冷静になってくると、そんな自分の心の置き所や気持ちを整えるための策を考え始めます。そしてさらに、自分はどうしたいのか、どうなりたいのかを自問しながら、そうなるための道を探すのです。今回の決意に至るキーワードは「10年後のなりたい自分」。なりたい自分になるために、私はここからの10年間、どのように限りある時間とエネルギーと魂を効率よくどのように配分していくべきなのか~。そんなことを実はこの1年間グルグルと考えていました。で、今の自分にとって少し大きめウェートであるまるゼミをいったんここでリセットしてみようという考えにたどり着いたのでありました。


この日。次年度もう1年間の付き合いを予定していた現1年生メンバーに別れの言葉を伝えました。この決意をするにあたり、私が最も申し訳ないと思う人達。だから、自分の言葉できちんと対峙して伝えました。「なんで、このタイミングなんですか」「もう1年延ばしましょうよ」。確かに。そうですよね。本当に突然に言い渡す私の我が儘。「横浜サロン会は続けるから」「夏の特別講座とかあるかも」と言うのが私が精一杯の絞り出せる言葉でした。


そうなんです。単発もの(?)での、まるゼミ開講はあるかもなのです。そんな話も少しいただいているようないないような~。でも、とにかく、この場所での1年を通しての通年まるゼミは終わりです。3月に卒業するメンバーと共に、私もこのカレッジこの専攻を卒業です。

この私の決意を受け入れてくださったカレッジ主任さんのご配慮で、退官記念講演の機会をセッティングしてくださることとなりました。といっても、大学教授でもあるまいし記念講演なんて器でもないので、私は自分の卒業式=さよなら公演(?)と思って、多くの人たちに感謝の意を表して区切りをつけようと思います。当日の会場デザイン&設営を最後のまるゼミメンバー達に依頼しました。「最後の課題ですね、わかりました」と言ってもらえたし、楽しい明るい会にしようと思っています。ただ「何を話そうか~」と悩んでます。もし、この記事を読んで「最後にマン・マルにこれを聞いておきたい!」ということがあれば、ぜひ、このブログに或いは個人的に直接に申し付けてください!なにせ、カレッジの最古参。お伝えすべきことはしっかりと伝えなきゃと思ってます。

さよなら公演は 3月15日18時半から。
席数調整が必要なそうで、参加いただける方はぜひ事前申告ください。

左:インテリアデザイン専攻 // 右:グラフィックデザイン専攻
ちなみにこの日は、毎年に実施される学内作品展示「Human Style」初日。
当デザインカレッジの2専攻も1年間のさまざまな作品を披露しました。
by マン・マル






2013年2月9日土曜日

2013年の挑戦!

<<まるゼミ番外エピソード46>>

今年もすでに2月半ばとなって、いまさら新年の抱負でもないのですが。。。今年の私はいろいろなことに初トライをしていこう!と思っています。まず、年度前半で挑むことがすでに決まっているのが、フラワー&テーブルコーディネートとのコラボレーション!!その舞台はいつもおなじみの横浜山手。毎年6月に洋館群で催されるイベント「花と器のハーモニー」です。またまたMoNoアートプロジェクト実行委員会として参戦します。


今年で第13回目を迎えるこの催事は、10日間程度の期間限定にて、洋館計7館のインテリア空間がそれぞれ異なるアーティストにより手がけられるというもの。ただし、そのデザインの主軸となるのは生花によるフラワーアレンジメントとテーブルコーディネートというのが条件。ここ近年はフラワーアーティストの前谷裕一氏を総合プロデューサーに迎え、各洋館の装飾アーティスト7組はコンペティション形式で選ばれています。花やテーブルの専門家でもない私達MoNoなのですが、実は「エリスマン邸でアートしたいっ!」という思いで昨年の秋にこのコンペティションに応募したのでありました。エリスマン邸は建築家F.L.ライトが帝国ホテル設計の折りに連れてきた弟子アントニン・レーモンド設計によるもの。日本で独立設計事務所を構えた初期のころの作品で、なんとなくやはり、ライト風デザインの面影を感じる空間です。


これまで「ベーリックホール」「111番館」と、2年連続して山手芸術祭でインスタレーションアートを手掛けさせてもらった私は、山手3部作(?!)となるべく3つ目の場所として「ぜひ、エリスマン邸!」と想いをつのらせていたのです。ところがなんと、あいにく、エリスマン邸は今年の1月から何年振りかの改修工事に突入!つまり芸術祭期間中は、クローズ状態。どうしよう。。。

ということで、花もテーブルも専門分野でないのに「花と器のハーモニー装飾アーティスト・コンペティション」に応募するという暴挙にでたのでありました。


左:改修前エリスマン邸。元町公園内の瀟洒な小住宅洋館
右:現在の工事中のエリスマン邸。庭先には仮設事務所も
そして昨年10月。我々に届いたコンペティション一次審査通過の通知書に添えられていたコメントは「花やテーブルのプロフェッショナルとの協同が可能ですか?」というもの。最終審査に向けて、本腰を入れてフラワー&テーブルコーディネートの世界に向き合わなきゃ!ということで、当ブログの12月に「山手のクリスマス」記事にて載せさせていただいた松村みどり先生にお相手紹介をお願いして、島津まどかさんを引き合わせていただいたのでありました。最終審査も2週間後に迫った頃に、初対面。私が抱くこのプロジェクトのテーマコンセプトやデザインの方向性等をお話しさせていただいたところ「素敵!ぜひ一緒に!」と快諾してくださったまどかさん。最終審査のプレゼンテーション時、ちょうど前述のクリスマスイベントで大忙しだったまどかさんですが、無理を言って審査会場にも同行いただき、私のプレゼンのナイスフォローをしていただけました。感謝!

そのクリスマス時は、エリスマン邸に陣中見舞い(?)で寄せていただき、そして年が明けた先月は、まどかさんのお宅へお邪魔してきました。住宅メーカーのモデル展示場のインテリアコーディネートも担当されているまどかさん。さすがご自宅もモデルハウス状態!素敵なリビングで手作り焼きリンゴとティー&コーヒーも振舞っていただいた私は、その完璧な空間とおもてなしに、「部屋は綺麗にしなあかんなあ、料理も手のこんだものをきちんと作らなあかんなあ」と家庭人としての自分のあり方を反省させられたのでありました。。。あっ、でも訪問の目的は、まどかさん所有の食器・花器を見せていただきシュミレーションしながらの、コーディネートデザイン方向性のディスカッションミーティングです。話せば話すほど、まどかさんと私は、好きなデザインのジャンルがかなり重なっていることに気付かされます。島津邸内の什器の幾つかが我が家にもあるものでした。「このフロアスタンド、うちにもあります!」「ほんとに?!」と二人で盛り上がりました。本当にみどり先生の人と人をつなぐコーディネートはパーフェクト!打ち合わせでは、私が花や器への専門知識が薄いながらも「こんな素材で」「フォルムはこんなで」と伝えると、まどかさんは絶妙に器材を選び倉庫から出してきてくれます。どんどん出てくるからスゴイ。エリスマン邸のダイニングテーブル寸法とほぼ同じという島津邸のテーブルの上で、器材をあれこれ組み換えセッティングしていきながら、二人でデザインのイメージを構築していきました。ブレイクタイムのおしゃべりも盛り上がり、気が付くと4時間滞在。でも、密度の濃い生産的な時間でありました。


「花と器のハーモニー2013 プレ・リーフレット」

先週末には、エリスマン邸館長の高村さんとの打ち合わせ。改修工事のために、山手西洋館群を管轄する「公益財団法人横浜市緑の協会」の山手事業所がある「テニス発祥記念館」に館長をお訪ねしてきました。空間の装飾コーディネートとともに、同時開催するセミナー講座についてもご相談。そしてこの日、事業所の渡辺所長さんより、イベントのプレ・リーフレットをいただきました。公式リーフレットは4月頃に発行の予定ですが、それまでの予告的ちらしです。7軒の洋館と7組のアーティストが写真付で紹介されてました。じわじわと緊張感が高まってきています。

by マン・マル






2013年2月5日火曜日

井上信道展 と 卒論プレゼンテーション

<<まるゼミ番外エピソード45>>

またまた横浜山手地区に行ってきました。今、山手は第7回山手芸術祭の真最中。一昨年&昨年と2年連続にこの芸術祭にアート出展させていただいた私ですが、今年はお休み。というのは、4か月後の6月の山手イベントに参加させていただくこととなっているんです。このご報告はまたあらためまして。。。。

で、この日の目的はこの芸術祭のプログラムの一つとして山手234番館にて催されていた「井上信道の彫刻とアトリエ」という展示会と、「井上邸と横浜の洋館付き住宅」と題する神奈川大学の内田青蔵教授のギャラリートーク井上信道氏とは、横浜を拠点に昭和の時代に活躍された彫刻家です。その作品数はおびただしい数にのぼり、その何点かは今も横浜の街かどに設置されていて、私も今回の展示を見て思わず「あっ、これ知ってる!」と口走ってしまいました。



 この展示会の影の(?)コーディネーターが白川葉子さん。いつも何かと私の活動のサポートをしてくれる大切~な友人です。この日は久々に2人でランチしつつのおしゃべりに花を咲かせた後に、現地を案内していただきました。と言っても実は、会場に到着するやいなや、彼女は私の案内どころではなく、テレビ取材者の誘導やら主催者である井上氏の奥様や自身もアーティストであるお嬢さんの大野静子さんらのサポート、さらにはセミナー準備に入る神奈川大学の学生さん達との調整等で駆け回ってました。。。。私はポツンと一人、でもじっくりと作品やスライドショーを鑑賞することができました。

 この日は展示の最終日ということもあって、ギャラリートークが始まる20分前にはこの西洋館の2階はもうすごい人口密度状態に。当然に、セミナールームに人は収まりきらず。私は当初は室外へと遠慮してマイクスピーカーからの声だけでトークを楽しんでいたのですが、急遽に最前列のさらに前に特設された席に案内していただき、出演者に手が届くというVIP状態(?)で参加することができました。前述の井上信道氏のご家族の方も加わってのトークとなるのかな~と思っていたのですが、始まってみると、実は、神奈川大学工学部建築学科・内田研究室の学生さんの卒業論文の公開プレゼンテーションでありました。それはそれで、私にとっては興味深い!日本近代住宅の歴史を計10名の学生さんがそれぞれの切り口でリサーチしたものを発表するというもので、それはまるゼミの設計やデザインの提案とは全く異なる分野です。でも、ジャンルは違うとはいえ、学生さん達からヒシヒシ伝わってくる緊張感はまるゼミメンバーと一緒だなあと、ちょっと微笑ましく感じました。全学生さん発表後に内田教授がコメントされた「聞いているほうは心臓に悪いですね」の一言が会場を和ませたのが印象的でした。


 
 これらの発表の後に、ラストのプログラムとして教授のレクチャーが予定されていたのに、会場の制限時間いっぱいとなり「またの機会に~」と中止となってしまったのでした。テーマの「洋館付き住宅」とは、まさしく私が先月に取り組んだインスタレーションアートの舞台の「旧柳下邸」のことなので、勉強させてもらお~と襟を正して待っていたのですが。。。残念!
 

by マン・マル



2013年1月26日土曜日

HAA & HAAジュニア?

1月も押し迫ったこの週。デザインカレッジでは今年度のメインイベントとも言うべき学内プレゼンテーションが2つ行われました。

 一つは、毎年恒例の「HAA(ヒューマン・アカデミ・アワード)」。本科および研究科の卒業年度生による卒業制作作品の大発表会です。途中休憩をはさみながらも朝10時から17時まで、次々と力作が披露されていきます。基本はIpadを駆使してのデータを大型スクリーンに映し出してのプレゼンテーションですが、学生によっては、自分がデザインするストーリーの登場人物を演じてみたり、下級生や外部ゲストを仕込んでパフォーマンスをしたりとそれぞれの工夫で盛り上げてくれました。私達講師も、担当する専攻学生の採点のために懸命です。特に、例年そうなのですが、全作品プレゼンテーション終了後の全講師による審査会議は大紛糾。限られた審査時間の中で、全講師が納得できる評価を出すのが本当に難しい。。。

 そして今年も、インテリアデザイン専攻、グラフィックデザイン専攻それぞれに優秀者が選出され表彰されました。「狙ってた!嬉しい!」という肉食系もいれば、「まさか自分がもらえるなんて」という草食系も。いずれも、お疲れ様!でもさらに、2月の学内展示、3月の学外展示目指してステージアップさせてくださいっ!!



 さて実は。このHAAの2日前。ひっそりと(?)、デザイン高等学院の1年間を締めくくる作品プレゼンテーションがありました。デザイン高等学院。。。通信制高校に通学しつつ、デザイントレーニングの授業をみっちり頑張るというシステムです。本科2専攻の講師の計4人が授業を担当しています。私マン・マルが教える本科デザインカレッジへの入学には高校卒業資格が必要ですが、このシステムでデザイン講座を1年間受講して一定の成果を納められれば、現役高校生でも本科へ入学することができるんです。今年度は、まるゼミ現役生の2年生そして1年生にも、このシステムをクリアしてきたスーパー高校生がいます。まだ17歳とか18歳ですが、1年間のデザイントレーニングのおかげで、他の年長のクラスメートと張り合える、いえ時には凌駕する作品を生み出しているのです。

 ということで、未来のHAAエプレゼンテーターの発表会なんで「HAAジュニア」。「恥ずかしい」「緊張する」と言いつつも、なんとかクリア。人に伝えることの大切さを少し体感してもらえたかな??



さて、本科の卒業制作は2月中旬の最終認定会議に向けて、ラストスパートです。後期授業も終了した今、自分で工程を立てて指導講師の先生に自主的にチェックをお願いしながら進めて行くこととなります。どうぞ、全員合格となって、そろっての卒業式を迎えられますように。。。。

by マン・マル