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2011年4月30日土曜日

アーティスト・デビュー第1号

当カレッジ専攻よりクリエイター・アーティストがデビューします!


その人物とは、グラフィックデザイン専攻で今年度の研究生進級している五十嵐敦史氏。そのユニークな才能+ユニークなキャラクターは際立っており、ゆえに専攻も違っててまるゼミメンバーでもないのに、彼のことは私もよーく知っています。以前にこのブログででも取り上げた私のワークスペースで開いた「餃子三昧の会」にも参加してくれて、以来、校内で見かければ声を掛け合う仲(?)になってます。


その彼が、このGWに個展を開きます。今迄にも、在学中から個人的なクリエイティブ活動を展開している学生はいましたが、今回は、当カレッジ本体が正式に承認してコーディネートする展示会です。社会に十分に通用するであろう作品性と本人の意思があれば、どんどんと発表の機会をサポートしていこうといのが今年の当カレッジの新たな方向性なのです。


五十嵐敦史氏よりのメッセージ案内です

彼、五十嵐君は、2010年度卒業制作プレゼンテーション会:HAAで特別賞を受賞。その彼の作品「流行語人展」のプレゼンテーションは会場を大いに沸かせ、間違いなくこの日最多の爆笑記録を打ち出したのでした。本人いわく、その作品性は「ゆるい脱力系」。今回の展示は「楽しい」をテーマにしたイラスト絵画が中心ながら、卒業制作の「流行語人展」の販売も有りということなので楽しみです。


会場構成デザインと設営は、まるゼミメンバーであるインテリア専攻の学生が担当します。アーティストの作品を生かせる空間が出来あがるかな??こちらも、ほんの少しご注目ください。


GWに渋谷界隈に来られるなら⇒ぜひ!!   
「五十嵐敦史と愉快な仲間達の展示会」
2011年5月3日(火)~5日(木)
11:00~20:00
会場: 渋谷区東1-17-2
イーストスカイコート 1F
(渋谷駅より徒歩10分)
by マン・マル

2011年4月28日木曜日

コンペティション 連勝中!

新年度スタートしたまるゼミですが、いきなりゴールデンウイークで2週分のお休み。なので本日は新2年生の活躍ぶりを紹介したいと思います。

まるゼミ初日でメンバー達と摺合わせたスケジュールの中ででも、ゼミ授業以外での前期の出展イベントの目玉が「原宿クエスト」が主宰する「Departure of Art」への出展です。
大学生+専門学校生を対象に年4回分のエントランスピロティ部のインスタレーションアートデザインをコンペティションにて選出するプログラムで、新2年生メンバーが見事に2011年夏期の出展権を射止めたのです。実はこのコンペ案提出日は、今回の本震当日の3月11日。異常な揺れのために校舎を出て近くの公園に一旦は避難した後、再び学校に戻って提案書を仕上げ、そして電車等の交通機関がストップする中を、彼らは徒歩で原宿の事務局まで締切時間までにたどり着き、予定通りの提出を果たしたと言います。揺るぎないその強い意志に、ちょっと私も感動。

さて彼ら。コンペティション勝利はこれで2度目。やはり産学協同プロジェクトである「ラフェンテ代官山:学生クリスマスツリー競作展」での受賞を果たしています。写真では解り辛いですが、数枚の透明な板材にそれぞれ違ったツリーの一部の形を切り抜き、基台部光源からのライトアップにより、立体ツリーが浮かびあがるというものです。

東京芸大、武蔵野美大、女子美大。。。。等々の錚々たる計16チームが参加する中での、2年連続受賞!そう、昨年に続いての快挙なのです。前回はいかにもキュートでロマンチックなツリーデザインでの受賞だったのですが、今回はとてもクール!!先輩の記録の重圧の下で、180度違うデザインの方向性での連続受賞ってかなりスゴイ!!ルーキー斎藤投手のようにこのメンバー達は「何かを持ってる。。。」ということなのでしょうか?不敗神話が築かれつつある。。。と言うと、かなりのプレッシャーになるので、変わらずマイペースでこの1年も頑張っていってください!!

by マン・マル

2011年4月22日金曜日

2011年度 始動!再会と出会い

2011年度のまるゼミがスタートしました。今年も私は2つの学年とお付き合いすることとなります。この日、久々の再会とそして新たな出会いを果たすことができました。
新入生まるゼミ新メンバーの面々は、今年もまた大学や社会人経験等それぞれのキャリアを経由してきている個性派揃い。そしてなんとオール男性です。毎年、女性比率が低い当専攻ではありますが、女性ゼロというのは確か初めてのような気がします。しかしながら、同カレッジ内で併設されるグラフィックデザイン専攻では圧倒的に女性が多く、合同のクラスゼミやクロスオーバーする授業では華やかな空気です。外部イベントの多くもカレッジとして協同活動していくので、新メンバーの男性陣、気を落とさないでくださいね


でも新学年について何よりも特筆すべきは、今年より、高校生が特別枠で当カレッジメンバーに加わることです。昨年からデザイン高等学院を開校させた当スクール。1年次は基礎課程ということで本カレッジとは独立した授業ゼミを行いますが、2年次からは本ゼミに籍を置くこととなるのです。まるゼミにも2名の女子高生がメンバーの名乗りを上げてくれました。私マン・マルは彼女達の基礎課程も担当させていただいていたので、すでに彼女達のキャラクターは把握済みです。まるゼミ初日の彼女達は、これからゼミの同僚となるお兄さん達を前にかなり緊張の様子でしたが、メンズメンバー側の温かい心配りもあって、まずは熱い良い感じの雰囲気で滑り出せたように感じています。


そして新2年生については、昨年からの変わらぬ顔触れに加えて、編入という形で新メンバーが加わりました。
彼女はすでに他の建築インテリア系専門学校を卒業していて十分に基本の知識スキル有りとのことで2年次への編入です。そう、当カレッジでは、このように、関連するキャリアが十分と判断されれば飛び級扱いで上級学年への入学も可能なのです。


毎年に感じることですが、ほんの1カ月半ほど会わない間に、彼ら新2年生の顔つきはとても引き締まります。卒業式前後の彼ら達は先輩を送りだす寂しさとカレッジを背負う不安を隠せない風情なのですが、この日のまるゼミでは、新2年生陣はすっかり覚悟が固まっての爽やかな凛々しい表情を読むことができました。私からは早速に前期のゼミスケジュールと最初の制作課題の告知を行い、彼らからは前期の外部イベント予定を申告してもらいました。ゼミ課題にそして産学企業課題や外部イベントに、とまた寝る間もない(?)日々のスタートのようです。


by マン・マル

2011年4月1日金曜日

さあ マインドチェンジ!

明けない夜はありません。さあ、4月。新年度。
まるゼミの卒業年のメンバーは一昨日に巣立って行きました。例年通りに外部の大きな会場を予定していた当カレッジの卒業式は、この世情のために校舎内の教室へと場所を移して取り行われました。残念ながら都合で私は出席できませんでしたが、それはとても心のこもった強い印象を与える式だったそうです。参加できぬのならせめてもと送った私のお祝いメッセージの返事に、まるゼミメンバーから次々に電話をもらい、かろうじて別れの言葉を直接に交わすことができました。いえ、別れじゃないですよね。新たな関係の構築です。同じ社会人として一緒にこの国を背負っていく同士となるんです。


こんな世情だからこそ、変えて行きましょう、この国を。
マインドチェンジの元年です!
片隅ながら空間づくりに携わる者として、発想や価値観を根本的に変えなきゃと感じています。一生懸命に工夫して震度7に耐える建物を建てても、10mの津波を防ぐ堤防を築いても、それを僅かでも超える猛威を自然が起こしたその瞬間に、それらの努力は無かったも同然になります。人類の英知は、自然を変えたり立ち向かうためのものではなくて、平時の自然の効率的な享受と、非常時のための、そしてリスクマネージメントに傾けられるべきなんだ!と考え始めています。
春。でもまだ横浜の桜は二分咲き。。。
3週間後、まるゼミも新規スタートします。
新入生もすでにスタンバイしています。新上級生は、ゼミに向けて身体を温めるべくデザイン脳のストレッチに余念がないはず!?そして進化するまるゼミを目指し、私も。

by マン・マル