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2013年1月26日土曜日

HAA & HAAジュニア?

1月も押し迫ったこの週。デザインカレッジでは今年度のメインイベントとも言うべき学内プレゼンテーションが2つ行われました。

 一つは、毎年恒例の「HAA(ヒューマン・アカデミ・アワード)」。本科および研究科の卒業年度生による卒業制作作品の大発表会です。途中休憩をはさみながらも朝10時から17時まで、次々と力作が披露されていきます。基本はIpadを駆使してのデータを大型スクリーンに映し出してのプレゼンテーションですが、学生によっては、自分がデザインするストーリーの登場人物を演じてみたり、下級生や外部ゲストを仕込んでパフォーマンスをしたりとそれぞれの工夫で盛り上げてくれました。私達講師も、担当する専攻学生の採点のために懸命です。特に、例年そうなのですが、全作品プレゼンテーション終了後の全講師による審査会議は大紛糾。限られた審査時間の中で、全講師が納得できる評価を出すのが本当に難しい。。。

 そして今年も、インテリアデザイン専攻、グラフィックデザイン専攻それぞれに優秀者が選出され表彰されました。「狙ってた!嬉しい!」という肉食系もいれば、「まさか自分がもらえるなんて」という草食系も。いずれも、お疲れ様!でもさらに、2月の学内展示、3月の学外展示目指してステージアップさせてくださいっ!!



 さて実は。このHAAの2日前。ひっそりと(?)、デザイン高等学院の1年間を締めくくる作品プレゼンテーションがありました。デザイン高等学院。。。通信制高校に通学しつつ、デザイントレーニングの授業をみっちり頑張るというシステムです。本科2専攻の講師の計4人が授業を担当しています。私マン・マルが教える本科デザインカレッジへの入学には高校卒業資格が必要ですが、このシステムでデザイン講座を1年間受講して一定の成果を納められれば、現役高校生でも本科へ入学することができるんです。今年度は、まるゼミ現役生の2年生そして1年生にも、このシステムをクリアしてきたスーパー高校生がいます。まだ17歳とか18歳ですが、1年間のデザイントレーニングのおかげで、他の年長のクラスメートと張り合える、いえ時には凌駕する作品を生み出しているのです。

 ということで、未来のHAAエプレゼンテーターの発表会なんで「HAAジュニア」。「恥ずかしい」「緊張する」と言いつつも、なんとかクリア。人に伝えることの大切さを少し体感してもらえたかな??



さて、本科の卒業制作は2月中旬の最終認定会議に向けて、ラストスパートです。後期授業も終了した今、自分で工程を立てて指導講師の先生に自主的にチェックをお願いしながら進めて行くこととなります。どうぞ、全員合格となって、そろっての卒業式を迎えられますように。。。。

by マン・マル