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2013年3月15日金曜日

まるゼミ 千秋楽!

 とうとうやってきましたこの日。万全の体制で臨むつもりが~。実は2日前の夜から、急に右肩に激しい痛みを感じた私。前日は、右手がまったく使えず、歩行の振動が伝わっても辛いほどの痛みに。左手だけの講演資料づくりは、見積もっていた所要時間を3倍以上に膨らませ、寝不足状態。でも、かなり養生させた甲斐あって、当日の右肩の痛みは劇的に回復。それでも、無理は禁物。とりあえず、手持ちストールでの簡易三角巾で右腕を吊りつつ会場に入りました。

 前日に「こんなレイアウトにして!」と送ったスケッチをベースに、会場はすでに、まるゼミメンバーの手によって準備が出来あがっておりました。私のリクエストどおりに、200個のクリアバルーン(但し、すでに20個破裂)が、天井に浮遊し、床でうごめいています。そして、メンバーの「モデリング」授業課題の紙コップシャンデリア。ちょっと不思議な講演会場に私も大満足!

 第二部の懇親会のための、バーカウンターも設えらていて、早くもワインが並び始めてました。これまたリクエストをたずねられて答えた私の要望するワイン銘柄は「オーストリア産で!オーストラリアじゃないよ。中欧のオーストリアだよ!」。そう、約3年前の「アーティスト・イン・レジデンス」で計3ヶ月余りを過ごしたオーストリアはウイーン郊外の田舎町Kremsは国内きってのワイン産地。毎日、安価で新鮮な白ワインを堪能しておりました。。。でも、日本では、本当にオーストリア産ワインが手に入らないのです。「でもたぶん、無理だから、白のスパークリングでいいよ!」と、メンバーに言っていたのですが~。「ありましたよ!オーストリア産!」とドヤ顔のメンバーM君。「この1本だけありました。これは先生、専用ボトルです。」 で、喜びの記念撮影!

左 :会場天井に浮かぶ「紙コップシャンデリア」と「クリアバルーン」
右 :まるゼミメンバーに不可能は無い!希少オーストリアワイン  
春休み返上で前日から会場準備に入ってくれたメンバーのおかげで、開始2時間前にはパーフェクトな空間に。やっとの思いで作った作った私の講演データを機器に移してチェックしてもらいつつ、私から差し入れたミスドドーナツを皆で一緒に頬張りつつ、共にいられる残されたわずかな時間を噛みしめるようにメンバーと過ごしました。そしていよいよ開演!私は演台に。メンバーは受付やバーカウンターにスタンバイ!

第一部会場  Before  and  After

約90分のトークをさせていただきました。今まで話したことが無かったですが、在校生や卒業生へのエールを込めて、私自身の大学時代のこと&企業で働いていた時代のことを。そして、このカレッジの講師を務めさせていただいた16年間のインテリアデザイン専攻の歴史を、つまりは16年間のまるゼミの歩みを、自分なりにユニークなネーミングをつけつつ5つの期に分けて振り返ってみました。「バウハウス期」「ゆとり教育期」「専任先生黒船期」「H先生創世期」「H先生専制期」。私が指導を担当させてもらった全学生のお名前も披露しました。講演のタイトルは「Expansion~設計からデザイン、そしてアート」。16年の中で、私の活動や興味が設計(建築)から、プロダクトやグラフィックやウェブデザインから影響を受けて変わってきたこと。さらに、今、アートの分野でも活動の機会を得ている、その自身の広がりの話しもかぶせてみました。

そして第二部はワインと共にの懇親会。多くの卒業生も駆け付けてくれて、たくさんの花束とプレゼントをいただけました。また、カレッジ責任者さんからの突然の表彰状やまるゼミメンバーからのメッセージ集授与等の企画も盛り込んでいただき、幸せ至極でありました。さらに会は第三部そして第四部と会場を学外のお店に移して続きます。参加者から寄せられたマンマルへのQ&Aコーナー等々、楽しい時間を過ごしました。

花束とプレゼント  こんな大漁は人生初!
拙い私の話しに耳を傾けてくださった 講師の方々、学校関係者の皆さん
ありがとうございました。

仕事を調整して駆け付けてくれた卒業生の皆さん
ありがとうございました。

そして、会場の準備から撤収片付け、懇親会のための買出し、
第一部&第二部を通してフロア係として動き回ってくれた現役まるゼミメンバー。(いえ、正確に言うと、その前々日に卒業年度生は卒業式を終えているので現役でなくて フレッシュ卒業生なんですが)

本当に+本当に ありがとう。
何度 口にしても 足りないです。


by マン・マル



 

2013年3月7日木曜日

in 銀座アップルストア

Human Tunes 6 ! 
銀座アップルストア3Fホールにて今年も当カレッジのプレゼンテーションが実施されました。

昨年度に初に試みた喜多崎先生と私の総合司会が好評で(笑)、今年も同スタイルにて会を進行しました。と、いっても、すべて喜多崎先生が土台のシナリオを作ってくださり、私は必要箇所に自分の言葉を放り込むだけ。いつも、本当に先生のコーディネートパワーには頭が下がります。こうやって、この場に立つのもこの日が最後!噛まないで、しっかり務めねば!

上: 17時半 開演前アップ銀座ル3Fホール
中: 18時半開演 総合司会を務めました  
下: 20時に終了 計7名のプレゼンテーター
90分で7つのプレゼンテーションは駆け足状態です。各学生のその内容は、1カ月前の学内プレゼンテーションHAA時よりかなりのレベルアップ。適材適所に会場の笑いを誘うネタも仕込まれる余裕ぶりでした。終演後の打上会には40名近い大所帯で、ご苦労様+乾杯!が行われたのでありました。

by マン・マル