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2012年6月22日金曜日

まるゼミの武道な時間。。。


前期授業もあっという間に後半戦。
この日は、2年生ゼミのセカンド課題の初日。例年まるゼミの前期は住居系空間と商業系空間それぞれ一題ずつ取組みます。今年度の商業系空間課題は、当校ゲームカレッジが出展予定の「東京ゲームショウ」の展示ブースを提案することとなりました。


我々デザインカレッジでは、年間を通して授業内課題以外にタップリな企業課題が舞い込みます。授業期も長期休暇期も関係なく、です。学生達は、各ゼミの課題と常に並行して実作課題作業に追われます。かなりハードですが、でもこれがかなりのトレーニングになっています。そして今回のまるゼミは、いわば企業実作作業をゼミ課題としてじっくり掘り下げながら取組む事となりました。私も久々に現場課題(?)で楽しみです。


早速に着手!と行くところでしたが、この日は特別ゲストがまるゼミに参加
実は今年の「東京ゲームショウ」で、当インテリアデザイン専攻にブースデザインを依頼いただいたもう一つのクライアントさんです。従来は建築現場での鉄筋探査機器等の製造さ会社とのことですが、その保有される様々な技術を活かして全自動判定機能付電脳具足「雷鳴ψ(ライメイサイ)」を開発。そのプレゼンテーションブース出展のお手伝いをさせていただくこととなりました。



この具足は「X:Maetial 交陣(クロス・マーシャル こうじん)」という新種のゲーム、いえスポーツ、いや武道のための道具です。まるで戦隊ヒーローがかぶるような「面」です。何箇所かに設定されたセンサーに、相手の打撃を受けるとその部位が光りそして効果音が鳴るしくみです。打撃の強さや早さや正確さで、光の色や音の種類が変わります。いわゆる決まり手「一本!」の場合は、七色の光と共に雷鳴音が轟くのです。


展示空間デザインをするには、まずはその物品の特性およびどのような使われ方をするのかを理解把握する必要があります。熱心にクライアントからの商品説明を受けて、デモンストレーションを披露いただいた後、「やってみられますか?」。待ってました!とばかりに、まるゼミメンバーもトライ。実際にこの雷鳴ψを装着し、X:Maetial 交陣を体験してみることとなりました。組手や基本の技を教えてもらったりして、かなりヒートアップ。


まさに戦隊ヒーロー参上。
武道開祖者の紋主が直々に組手を指導!


もう少しで、まるゼミがデザインの時間だったことを忘れる勢いでありました。
ちなみに仮面ライダー1号の大ファンだった私ですが、この日は面をかぶることなく、最前列に座って観戦に徹しておりました。。。


by マン・マル

2012年6月1日金曜日

ある日の講師会議


6月に突入しました。前期授業のちょうど3分の1を消化したところです。
まるゼミの前期プログラムも中盤に入ったということで、1年生クラスでは「とにかく空間デザインに触れよう!」をスローガンに様々な空間を見聞きするという段階からコマを一つ進め、家具のスタディ模型を使用しつつ空間を俯瞰で眺めて検証するワークショップを始めました。まずは、自分の手で模型づくり。材料はスノーマットという厚めの紙材。「曲がった~」「角が落ちた~」「1回で切れてない~」「手が痛い~」。。。etc。今年もまた 模型への初トライで小さな悲鳴が教室のあちこちでもれていたのでありました。まだもう少し、このトレーニングは続きます!



さて当専攻では講師陣総出でのミーティングが2カ月に1度ほどの頻度で行われます。
各ゼミの経過内容や学生近況の情報を共有し合うと共に、専攻全体で取組む学内学外行事について話し合われます。この日は夕刻から講師会議が行われたのですが、サプライズ(?)で、一人の講師先生による欧州視察旅行の報告スライド会がありました。ですが、いつものことですが、2時間予定の会議はやはりこの日も時間オーバー。会議時間内で報告会をと考えたのは、やはり無謀な計画ですよお。ということで会議終了後に仕切り直し、時間が許す有志講師陣が残り
コンビニで飲み物+軽食を調達してのリラックスした報告会となったのでした。


披露してくださったのは照明デザインが専門のC先生。毎年にドイツ・フランクフルトで4月中旬に開催される照明の展示見本市「Light + Building 2012」での美しい写真の数々でありました。講師皆さん、それぞれの立場や趣味嗜好(?)でのフリートークで、いやあ~とってもとても盛り上がったのでありました。やはり皆さん、好きなんですね、デザインが!

真剣な眼差しが半端じゃない講師陣。
披露いただいたC先生、ありがとうございました!

by マン・マル