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2014年9月12日金曜日

ベルリン茶室プロジェクト

茶室ネタが続きます。。。

実は私のユニット MoNo JAPAN
来月後半に ドイツはベルリンに遠征にまいります!

久々の 欧州でのアート制作です。
会場は「ミース・ファン・デル・ローエ・ハウス」(Mies van der Rohe Haus)
ベルリン市リヒテンベルク区が管轄するギャラリーです。

<ミース・ファン・デル・ローエ>とは 建築家の名前です。
「20世紀の三大建築家」として挙げられるほどの
泣く子も黙る建築界の大巨匠です。
彼はまた 当時の先進的デザイン教育を実践していた
「バウハウス」の3代目校長も務めていた人物ですが
ナチス政権下で この学校が廃校になった後にアメリカに亡命します。

今回 私が作品制作する会場ギャラリーは
ミースが亡命前にドイツで最後に手掛けた建物「旧レムケ邸」を
完成当時の姿に復元し、保存活用されている施設なんです。
そうです。横浜山手地区の洋館等でトライし続けている
「歴史的空間でのインスタレーションアート」
のコンセプト下で 今回も挑戦!です。

作品タイトルは Invisible Tea House
直訳すると「見えない、人目につかない茶室」
現地写真に作品CGを合せた 完成イメージです

ご覧のとおりに 旧レムケ邸が持つ広大な庭に
「離れのアート茶室」を作ります。

そうです。今年3月に日本建築家協会JIA主催の
横濱建築祭にて披露した「草風茶室」をバージョンチェンジしたものです。
この折りは屋内設営だったので 
使う材料は 畳+障子紙 と がっつり和室でした。

でも、今回のベルリンは 屋外。
マテリアルをガラッと変える必要に迫られ
幾つもの材料を取り寄せてはボツにし続け~。
結果、これだ!というものに出逢えました。
茶室としての日本的感性は健在です!

私のウエブサイトや ミースハウスのページに案内が載ってます。
どうぞ立ち寄りください。


・MoNo hp
・MoNo facebookページ

・Mies van der Rohe Haus hp
・Press Release
・Invitation Card
 

by マン・マル