お知らせしていました関西は滋賀県草津市でのインスタレーションアート「光樹ー祈りの空間」の制作。学生ボランティアの方々、イベント実行委員会事務局のKさん、そして作品の制作公開会場である小汐井神社の方々等の細やかな気遣いのサポートをいただき、無事に作品は完成し披露することが出来ました!1週間前のこととなりますが、少し報告させていただきます!
私達は開催日の前日午後に現地入り。宮司さんの奥さまに御挨拶をした後に、神殿に手を合わせ、作業時の安全と作品の無事の完成をお願いいたしました。そして早速に作品設置の位置決め作業です。事前に事務局Kさんより、制作ゾーンの簡単な測量メモはいただいていたものの、やはり現地に初めて立つと予想していた空間感覚はまったく違うものです。コンベックスメジャーを使って、当初の設置案を修正していきます。今回の私達の作品の舞台は、神社の境内地で、前面道路正面の鳥居から本殿手前右に鎮座する神木までの神聖さこの上ない空間なのです。半端な作品の出来ではバチが当たります。試行錯誤しつつ、なんとか日没までに空間構成が完成しました。
小汐井神社境内にて。 夜の闇が忍び寄る前に位置決め終了! |
いよいよイベント開始の18時が過ぎた早々に、京都新聞の記者の方が取材に来て下さいました。京都出身の私の幼い頃は「新聞といえば京都新聞!」だったので、ちょっとドキドキ。でも年齢をシツコク聞かれました。新聞記事に曖昧な表現は許されないんですね。どうか記事になりませんようにと願っておりましたら、翌日の朝刊第一面に、なんと私達の作品がカラーで掲載されました!嬉しい!でも年齢は??とイベントを伝える文章には我ら個人の事は触れられていないので胸をなでおろした私です。
よーく写真を見ると 奥にたたずむ人物は 私とボランティア学生さんらでした http://www.kyoto-np.co.jp/shigatop/article/20111104000122 |
21時にイベントは終了。21時半に消灯し、初日を無事に終えました。
しかしながら、翌日は昼過ぎから雨の予報。もう半日でいいから雨をこらえてよと願いながら迎えた2日目。朝から重い雲が空を覆っていました。そして、10時過ぎに事務局より中止の知らせ。午後早々からレインコート姿で私達は撤去作業に入ったのでありました。インスタレーションアート作品「光樹ー祈りの空間」は一夜限りの短い命でしたが、でもまたどこかで、第二弾をトライしてみたいと思います!!
by マン・マル
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