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2011年1月26日水曜日

山手芸術祭・・・

<<まるゼミ番外エピソード11>>


本日は私のゼミ活動外での宣伝告知を。。。。山手芸術祭に参加します!!!
昨年2010年にフランス・モンペリエで挑んだ歴史的建築物へのインスタレーション現代アート制作を今度は国内は横浜の歴史地区山手で披露することとなりました。

山手芸術祭って??と思われる方も多いかと思います。
今年で第5回を数える横浜中区の山手地区で催される芸術祭です。このエリアは港の見える丘公園や、洋館、外国人墓地など、横浜らしいエキゾティックな風情満載の地区で、常日頃から様々な施設では展示やコンサートが催されていますが、芸術祭のこの期間はそのテンションをさらにヒートアップさせて、音楽、美術、演劇、ダンス、古典芸能、文学の多彩なジャンルにわたるイベントをアートNPOや地域団体の連携により開催するというものです。幕末の開港期から外国人の居留地であった山手地区は、海外からの文化が日本にいち早く伝わったエリアで、シェイクスピア劇が日本で初めて上演される等近隣県の文化人の憧れの場所でした。この山手地区の歴史と地域資源を活かして総合的な芸術祭を実施することにより、地域活性化と地域文化振興を目指す!。。。。というのが芸術祭のコンセプトです。


そんな芸術祭のトップバッターとして、またまたインスタレーション・アート作品の展示のお話しをいただいた私。年末に、やはり横浜の歴史地区の馬車道にある老舗フランスレストラン「馬車道十番館」さんの別館カフェサロンで、モンペリエ活動の報告会をさせていただいたのですが(まるゼミ・メンバーのパーフェクトなヘルプとともに)その折にサポートいただいた何人かの山手エリアの歴史や文化振興に携わる方々より、今回のこの機会をコーディネートいただきました。

制作展示会場は西洋館群の中でも最大規模を誇る「べーリックホール」
アメリカ人建築家J・H・モーガン設計により昭和5年イギリス人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅として建てられたスパニッシュスタイルデザインが印象的な横浜市認定の歴史建築物です。第二次大戦後にセント・ジョセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎として使われた後に横浜市所有となり、復元修復工事を経て2002年より一般公開されています。その内外装はともにノスタルジックな異国情緒がたっぷりで、ミニコンサートやウエディングパーティーなどにも利用されています。今回の私の展示は館内1階エントランス右手すぐの「リビングルーム」で披露いたします。優しいクリーム色の壁にダークブラウンの天井梁とモスグリーンのドアウインドウが印象的な80平米近くもある大きな部屋です。壁泉を擁するタイル貼りのモダンなサンルームも併設しています。
●●● ベーリックホール :横浜市中区山手町72 ●●●
みなとみらい線『元町中華街』5番出口徒歩10分/JR『石川町』徒歩15分
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/seiyoukan/berick.html

モンペリエ国際建築フェスティバルと同様に歴史的建造物へのアート制作ということで、報告会のタイトルだった「Old and New」を再び冠にした「Old and New -ベーリックホールにつくる現代空間-」という主旨で作品を展開します。作品のメインのマテリアルもモンペリエの「UKIGUMO」で使った透明風船を大量にリビングルームにあふれさせるべく画策中です。

展示公開は 1月31日(月)から2月4日(金)
開館時間は朝9時半~17時まで。入場無料です。
ちなみに30日(日)は、朝から一日がかりで制作設営です。お手伝いしても良い!という心お優しい方がいらっしゃいましたらぜひご協力をお願いします~!

by マン・マル

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