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2011年10月30日日曜日

あかりART展 in 草津

<<まるゼミ番外エピソード19>>
本日のご案内は、私がまるゼミ外で関わるイベントです。


場所は草津!と書くと、関東方面の多くの方は群馬の草津温泉を思い浮かべられる方が多いと思います。が、違います。今回、私が出稼ぎに行って参るのは、滋賀県は琵琶湖のほとりの草津市です。ここ草津は東海道五十三次の52番目の宿場町で、しかも唯一に東海道と中山道が交わる交通の要所だったそうです。そういったことから、今も当時の本陣が再生保存されていたり、狭いエリアに神社仏閣がたくさん残っています。実は私にとっても、この草津は少し思い入れのある土地です。関西在住で会社の設計部員だった頃、草津の物件を担当させていただいたことがあり、週1回のペースで通っておりました。初めて担当する超高層物件で、泣いたり笑ったりの日々だったことが思い出されます。

さて。こんな街の地元の商工会議所が軸となって実施される2日間のイルミネーション・イベントが「草津街あかり華あかり夢あかり」です。この中の特別企画「あかりART展」で、私はMoNoアートプロジェクト実行委員会としてキャンドルによる空間インスタレーションアートの制作に挑んできます。このART展は、市内街道沿い5か所の歴史ある神社仏閣の境内地に、灯り演出による空間アートを計8チームが制作公開するというものです。昨年までは関西の建築や空間デザイン系の大学チームによって担当されていましたが、今年は一般コンペティションが実施され、我々の応募案が制作依頼対象の一つとして選出していただけたという経緯です。合格通知(?)をいただけたのが開催3週間前と迫っていてけっこう焦ってますが、ああ、でも、海外と違って、日本語で事務局とやりとりできる幸せを噛み締めている私です。
http://www.kusatsu-machiakari.net/akari/akari-art.html
大量のキャンドルとホルダーとシェードを手配中!
我々は平安時代に建立された歴史ある小汐井神社を会場で、「光樹~祈りの空間~」と題した作品に取組みます。ここは安産や縁結びの信仰がある一方で、古い神社だけあって、いろいろな厳しめエピソードがあるようです。神様に気に入ってもらえるような空間に設えねば~と気を引き締めてます。作品では欧州のインスタレーションアート作品でも使用した耐性和紙のランプシェード「SaSa」をキャンドルバージョンにアレンジして使用します。現在、大量生産中です!

事務局のホームページには、インスタレーションアートについて以下のように説明文がありました。「見どころは、空間全体をひとつの作品に仕上げること。来場した人は「鑑賞」するのではなく、作品に全身を包まれて「体験」するという表現方法です。」と。包容力のある空間になるよう頑張ります!
五感で楽しむ秋の草津路
第八回 草津街あかり華あかり夢あかり
11月4日(金)+5日(日)

「あかりART展」
MoNoアートプロジェクト実行委員会
<光樹~祈りの空間~>
小汐井神社 境内
点灯時間 17:00~21:00

by マン・マル

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