まるゼミの前期スケジュールも後半に入り、新しい世界で急成長中の1年生メンバー。前週から、スタディ模型に取組んでいます。建築・インテリア設計では定番である模型材料”スチレンボード”を使っての制作です。
スチレンボードとは、発泡スチロールの両面に白い上質紙が貼り付けられた材料です。表面がなめらかな紙素材なので、着彩したり他の材料を貼りつけたりも自由自在。1mmから10mmまでの間で数種類の厚さの規格で扱われていて、作る模型の縮尺や部位によって適切なものを選択します。今回のまるゼミでは5mm厚を使っての模型初作業!
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手順1) まずは正しい姿勢で(?)パーツ切出し
手順2) そして慎重にパーツを組み立て |
厚みがあるボードの
切出しは、何気に難しいのです。
まっすぐに、そして切り口を美しくカットせねばなりません。そのために必要なものは、①切れ味の良いカッターの刃と、②ガイド定規を押える手とカッターを握る手の力加減と、③そしてまっすぐな体位です。毎年、この最初の模型作業で、自分の不器用さに愕然とする学生もおりますが、でも大丈夫。繰返しのトレーニングで、1年後には美しい切出しが出来るようになるものです。
今回トライした模型は、恐れ多くも巨匠ル・コルビジェの「ドミノシステム」!構造のしくみを学びつつ、このシステムをベースにしたそれぞれオリジナルの建物デザインにトライします。
by マン・マル
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