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2010年11月1日月曜日

日本造形文化の絶滅危惧種

前回予告の東京デザイナーズウイーク2010。初日訪問!
今年は開催6日間、公開時間も11時から22時までの長丁場。しかも季節外れの台風。初日前日の搬入設営時は 観測史上新記録の10月最低気温私が訪問した初日は 厚い雲の寒空ながら雨はふりませんでしたがさすがに台風通過となった2日目は開催自体が中止。台風一過で晴天となるかなと期待するも 翌日もすっきりしない空模様。でもスケジュール後半は晴れ間が覗きそうです。


今年の我がカレッジのブースデザインがまた、よりにもよって(?) かなり複雑な構造の立体ブース。その空間デザインは Student Exhibition出展35校中でもかなり目を引いていたんではないでしょうか。寒さを通り越した後に来る睡魔と闘いつつの設営も大変だったようですが、初日オープン後も、前日の雨で施工不可能だった箇所のブースおよび作品ディスプレイ作業に追われていたメンバー達。そして2日目に予測される暴風雨対策にも頭を痛めていました。


今年の全体テーマが「Red-List:絶滅危惧種」ということで各校が自由な発想で創作アプローチしていましたが、当カレッジは「日本の造形文化」という切り口でトライインテリアデザインと グラフィックデザインと 雑貨プロデュース3専攻がその垣根を越えて5チームを結成しプレゼンテーションを展開しています。

全体ブース班は「日本の伝統的な建具」をフューチャー実際に解体現場で譲ってもらった住宅建具も組込みゲート状のモチーフを何重にも連続させて構成。まさに絶滅寸前の日本の襖や障子で作られた「タイム・トンネル」。黒と朱の2トーンは江戸colorを意識したものです。
さらにテーマは「カルタ」「手紙」「自生植物」「伝統色」へと展開。 そのまま商品化も出来そうな なかなかの出来栄えです。こういった外部イベント時に感じるのですが、2次元のグラフィックデザインと3次元の空間デザインのコラボレーションは本当にいろいろな可能性があってユニークです。各作品の展示パネルには バーコードが添えられていて 携帯電話でYoutube上に公開されているチーム毎のプレゼンテーション動画もみることが出来ます。残る日数はわずかですが、時間が許せばぜひ明治神宮外苑へ足をお運びください。
チーム1=テーマ「ブース」(Command-D班) 作品説明
http://www.youtube.com/watch?v=eHXhI2_zaME&feature=related

チーム2=テーマ「伝統色」(neruco班) 作品説明

チーム3=テーマ「自生植物」(渡り鳥 班)作品説明

チーム4=テーマ「手紙」(楽がき) 班作品説明

チーム5=テーマ「カルタ」(未来予想研究員 遥 班)作品説明

by マン・マル

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