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2010年7月29日木曜日
1年課題「One Mobile Cube」発表&提出
7月最終木曜の午後。
インテリア専攻1年生の制作課題の発表提出を行いました。
課題タイトルは 「One Mobile Cube」
どこへでも設置移設可能な 3m×3m×3mのMobile空間のデザイン提案を考えるというものです。空間の用途機能、所有者や利用者、設置される場所環境等 ゼミメンバーそれぞれが 自由にこれらを想定し自分のオリジナルな作品を創造します。
1年生にとっては まるゼミでの初の本格的な制作課題。
入学以来の約3カ月間で 座学から得た知識と演習で習得した技術の 腕試し→お披露目課題とも言えます。提出物は 縮尺20分の1の模型+同じく20分の1の平面図と断面図+コンセプトシート。果たして出来栄えはいかがなものか。。。。
photoは 発表プレゼンテーション風景と 作品の抜粋です。
3m立方の空間という共通の課題条件下ででも メンバーの発想によってずいぶんと出来あがってくるものが違います。
* 例えば写真右下はNA君の作品。悩めるビジネスマンのためにオフィスビル屋上に期間限定で出没する「占いCube」。3m立法の空間は完ぺきに閉じられ、内部はご覧のようにラビリンスのような異次元空間になっています。
* 写真右上はAI君の作品。3m立法の空間をやはりクローズに限定して使用しますが、四周はガラスなので視界はオープンです。お花見と紅葉狩りシーズンに登場するCubeということで 自然と同化するための遊びの仕掛けとして あえてガラスを細かく分節しガラス枠を木立に見立てたデザインとしています。
* そして写真左下はオープンすぎるYA君の作品で 商業モールに出現するお酒試飲ギャラリー。「立方体の空間デザイン」というと閉じた中で考えようとしがちですが これは どんどん壁を崩していって骨組みにしてしまった作品例ですね。空間利用としては実面積以上の広がりが発生し 特にこういった商業用途の場合は効果的だと思います。ちなみにデザインイメージはヨーロッパンのワイン蔵。石煉瓦の崩れ感がいいかも。
その他のメンバーも ユニークな着想による条件設定で 初課題としては上出来でした!
でもでも。。。。一部の人は 残念ながら再提出対象です。今回は課題期間が1カ月。ボリュームとしてはそれほどキツクは無いけれど。でもどうやって作品づくりを進めていいかの方法がわからず、途中で足踏みしていたメンバーもいたようです。
そんな時は 講師に聞くこと!そのための少人数制の実践型ゼミなんだし。
または 上級生に聞くこと!まあ自分自身の課題制作で必死だろうけれど。。。。
でも1年前の悩んでいた自分を思い出してきっと親切に教えてくれるはずです。。。。そうですよね?2年生メンバーの皆さん!!
夏休みも夏期特別授業が目白押し。 専門スクールの2年間はあっという間なんで、夏休みも気を抜かずに集中力キープしていきましょう!!
by マン・マル
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