前日に「こんなレイアウトにして!」と送ったスケッチをベースに、会場はすでに、まるゼミメンバーの手によって準備が出来あがっておりました。私のリクエストどおりに、200個のクリアバルーン(但し、すでに20個破裂)が、天井に浮遊し、床でうごめいています。そして、メンバーの「モデリング」授業課題の紙コップシャンデリア。ちょっと不思議な講演会場に私も大満足!
第二部の懇親会のための、バーカウンターも設えらていて、早くもワインが並び始めてました。これまたリクエストをたずねられて答えた私の要望するワイン銘柄は「オーストリア産で!オーストラリアじゃないよ。中欧のオーストリアだよ!」。そう、約3年前の「アーティスト・イン・レジデンス」で計3ヶ月余りを過ごしたオーストリアはウイーン郊外の田舎町Kremsは国内きってのワイン産地。毎日、安価で新鮮な白ワインを堪能しておりました。。。でも、日本では、本当にオーストリア産ワインが手に入らないのです。「でもたぶん、無理だから、白のスパークリングでいいよ!」と、メンバーに言っていたのですが~。「ありましたよ!オーストリア産!」とドヤ顔のメンバーM君。「この1本だけありました。これは先生、専用ボトルです。」 で、喜びの記念撮影!
左 :会場天井に浮かぶ「紙コップシャンデリア」と「クリアバルーン」 右 :まるゼミメンバーに不可能は無い!希少オーストリアワイン |
第一部会場 Before and After |
約90分のトークをさせていただきました。今まで話したことが無かったですが、在校生や卒業生へのエールを込めて、私自身の大学時代のこと&企業で働いていた時代のことを。そして、このカレッジの講師を務めさせていただいた16年間のインテリアデザイン専攻の歴史を、つまりは16年間のまるゼミの歩みを、自分なりにユニークなネーミングをつけつつ5つの期に分けて振り返ってみました。「バウハウス期」「ゆとり教育期」「専任先生黒船期」「H先生創世期」「H先生専制期」。私が指導を担当させてもらった全学生のお名前も披露しました。講演のタイトルは「Expansion~設計からデザイン、そしてアート」。16年の中で、私の活動や興味が設計(建築)から、プロダクトやグラフィックやウェブデザインから影響を受けて変わってきたこと。さらに、今、アートの分野でも活動の機会を得ている、その自身の広がりの話しもかぶせてみました。
そして第二部はワインと共にの懇親会。多くの卒業生も駆け付けてくれて、たくさんの花束とプレゼントをいただけました。また、カレッジ責任者さんからの突然の表彰状やまるゼミメンバーからのメッセージ集授与等の企画も盛り込んでいただき、幸せ至極でありました。さらに会は第三部そして第四部と会場を学外のお店に移して続きます。参加者から寄せられたマンマルへのQ&Aコーナー等々、楽しい時間を過ごしました。
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