実は私のユニット MoNo JAPANは
来月後半に ドイツはベルリンに遠征にまいります!
久々の 欧州でのアート制作です。
会場は「ミース・ファン・デル・ローエ・ハウス」(Mies van der Rohe Haus)。
ベルリン市リヒテンベルク区が管轄するギャラリーです。
<ミース・ファン・デル・ローエ>とは 建築家の名前です。
「20世紀の三大建築家」として挙げられるほどの
泣く子も黙る建築界の大巨匠です。
彼はまた 当時の先進的デザイン教育を実践していた
「バウハウス」の3代目校長も務めていた人物ですが
ナチス政権下で この学校が廃校になった後にアメリカに亡命します。
今回 私が作品制作する会場ギャラリーは
ミースが亡命前にドイツで最後に手掛けた建物「旧レムケ邸」を
完成当時の姿に復元し、保存活用されている施設なんです。
そうです。横浜山手地区の洋館等でトライし続けている
「歴史的空間でのインスタレーションアート」
のコンセプト下で 今回も挑戦!です。
作品タイトルは Invisible Tea House
直訳すると「見えない、人目につかない茶室」
現地写真に作品CGを合せた 完成イメージです
ご覧のとおりに 旧レムケ邸が持つ広大な庭に
「離れのアート茶室」を作ります。
そうです。今年3月に日本建築家協会JIA主催の
横濱建築祭にて披露した「草風茶室」をバージョンチェンジしたものです。
この折りは屋内設営だったので
使う材料は 畳+障子紙 と がっつり和室でした。
でも、今回のベルリンは 屋外。
マテリアルをガラッと変える必要に迫られ
幾つもの材料を取り寄せてはボツにし続け~。
結果、これだ!というものに出逢えました。
茶室としての日本的感性は健在です!
私のウエブサイトや ミースハウスのページに案内が載ってます。
どうぞ立ち寄りください。
・MoNo hp
・MoNo facebookページ
・Mies van der Rohe Haus hp
・Press Release
・Invitation Card
by マン・マル